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恋愛に関して「ごちそうさま」や「食べた」と表現するのは何故?
惚気あるいは恋人のラブラブを見せ付けられて 「ごちそうさま」と表現する人がいるみたいだけど、 何で「ごちそうさま」と言うのでしょうか? 普通、食事後の礼儀として使う言葉だと思うのですが? あと、性行為に関して相手を食べたという風に表現される場合もあります。 これも普通に意味を受け取ったら「人を食ったのか!?」となっちゃいます。 なんで相手を食べたと表現するのでしょうか? ご回答の程よろしくお願いします。
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はじめまして。 1.「ごちそうさま」: No.2で回答されている通りです。 「ごちそうさま」=「食べ終わりました」=「満腹になりました」 という意味です。そこから、 「満腹になりました」→「もういりません」となります。 この流れに従えば、人ののろけ話を聞いて、 「十分聞きました」→「もう聞きたくありません」=「十分です」 となるわけです。 この「十分です」は、「満足」というよりは「もうこりごり」の感覚に近いかもしれません。 2.「相手を食べる」: 欲望に忠実な人の使う言葉です。 食欲と性欲は共通するものがあります。どちらも、自分の本能的な欲望に忠実で、主観的なエゴイスティックな欲望です。「食欲・性欲」を満たすのは、仏教では「人間の業」と呼ばれ、キリスト教では「7つの罪」に含まれます。 これらが「悪」とみなされるのは、その本能を解放し野放しにすると、社会が成り立たないからです。お腹がすけば何でも殺して食べたくなるし、そこに女が入れば襲いたくなるし、、、、。社会を存続させるために、これらの人間の欲望を制限する「法」が存在するのです。 「食べる」=「食欲を満足させる」ということですから、「食欲=性欲」と考えれば、「食べる」=「自分の性欲を満足させる」ととることもできるわけです。 また、「相手を襲う」「相手とやる」といった言葉より、「相手を食べる」をの方が使いやすいのは、「食べる」欲望の方が、人間の不可欠な日常の欲望として一般に受け入れられ易いので、罪悪感が減じるからでしょう。また、性行為の生々しさも「食べる」という表現で可愛らしく修辞効果があると思っているのでしょう。 しかし、ご質問の表現は、相手を自分の食欲を満たす対象(食べ物、栄養)と見て、敬意のかけらもない言葉です。教育程度を疑われる下品な言い方ですから、普通の人は使いません。 漫画「GTO」で、女の子を指して「あいつ食う?」という、不良少年の言葉がありましたがそのジャンルの人たちが使う言葉です。 ご参考までに。
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- sskl
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のろけに対する「ごちそうさま」は 食事した後のおなかいっぱい感と のろけを聞いた後のもう聞き飽きた感が似てるからでしょう 悪い意味ではないんですけれど 性行為に関しての「ごちそうさま」は 食べ物にに手をつける→異性の体に触れる 食べ終わる→性行為をする といったことを意味しています。
お礼
なるほど、感覚の類似から来る表現ですか。 親切丁寧な説明ありがとうございます。
- RED-NOSE
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お礼
URLの紹介ありがとうございます。 ちょっと難しい内容ですけど勉強になりました。
お礼
なるほど、十分なのでもう結構ですという事になって、 「ごちそうさま」と類似する発言が出てくるのですね。 また「食べる」というオブラードに包んだ表現に変えることで、 生々しい言い方を変化させているのもわかりました。 確かに敬意がないから通常に使用されるべき言葉ではないですね。 ご回答ありがとうございました。