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個人事業主開業初年度の住宅ローン
今年4月より個人事業主として働いております。 確定申告をまだしていないということもあり、都市銀行では住宅ローンが組めません。 このような状況の中で何とか住宅ローンを可能な限り安く組む方法はありますでしょうか? 現状としては親からの援助も含めてで頭金1000万円を用意でき、 住宅ローンで2200万円を借り入れたいと思っています。 不動産業者は『父親にセカンドハウスローンを組んでもらえば借りれる。』 と言うのですが、その場合住宅ローンで借り入れるよりも金利は低くなるのでしょうか? 漠然とした質問で申し訳ありませんがご教示くださいますようよろしくお願いいたします。
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金融機関に勤務しており、以前、住宅ローンを担当したこともある者です。 個人事業主開業初年度では、個人融資はいかなるローンも厳しいでしょうね。 実績が確立されていない以上、先の見通しの立てようもないですから、貸したとしても返済してもらえる保障の根拠がどこにも見出せませんもの。 ご質問者さま名義で住宅を取得する事は「ローンを一切使用しない」限りは無理だと思います。 > 不動産業者は『父親にセカンドハウスローンを組んでもらえば借りれる。』と言う 不動産業者も売るために無茶を言いますね…。 自分で完結できない状況のローンを組ませようなんて。 (こういう、自己の利益しか考えないどうしようもない業者がいるせいで、金融機関は苦労するんです。一般の方は住宅ローンの利用なんて一生に一度くらいですから、当然にご存知ないことの方が多く、不動産業者の言を信じ込まれて金融機関に申し込みに来られることが多いんです。そういう方は、金融機関でいくら「無謀」とか「無理」と申し上げても、聞いてくださらなくて…。(愚痴、愚痴)) ちなみに、お父さまが「セカンドハウスローン」を利用したとして、将来(2~3年後に)、債務者をご質問者さまに変更する…といった事はできませんし、ご質問者さまがご自身のお手持ち資金から、物件取得のための資金を出さなければ、物件の所有者は100%お父さまにせざるを得ないと思います(税金の関係から)ので、将来的に問題が起きる可能性もありますよ。 「セカンドハウスローン」には、親族居住タイプと親族居住以外のタイプがあります。 要するに、いずれも「(債務者)本人は居住しない(=住民票をそこに移さない)」という点は一緒なのですが、前者は「親や子を住まわせる住宅を取得するためのローン」で、後者は「本人のための別荘や本人が将来居住する(予定の)住宅のためのローン」といったカンジになります。 > 住宅ローンで借り入れるよりも金利は低くなるのでしょうか? 逆です。 住宅ローンよりも金利は高くなります。 一般的に考えて、住宅ローンよりも低い金利のローンは殆どないです。 お父さまが取得予定のお宅に住むことは不可能なのですよね? 可能ならば「セカンド」にする必要はありませんもの。 お父さまが、現在、ご自身が住んでいらっしゃる住宅のための住宅ローンを返済中なので、そのから住所を変更できない…とかでしょうか? お父さまの現在の年齢や収入は? ご質問者さまが住宅を取得しようと考える年齢ですから、お父さまもそれなりの年齢ではないかと思います。 そうしますと、設定できる返済期間は短くなるでしょうし、さらに、ご自身の住宅ローンも返済中…ということであれば、「返済能力・返済負担率」の点で審査通過は難しいのでは?ということも考えられます。 お父さまの年齢が40歳代前半で、年収も2,000万円近くあるというのならば別ですが。 お父さま名義のセカンドハウスローンに関しては、お父さまの年齢、収入、職業などなどの、住宅ローン審査に必要な属性や既借り入れ状況も分からなければ、判断が難しいところですね。
- mouryou
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ところで、お父さんがローンを組んだら家は貴方のものにはならないと思いますが、ローン完済後に売却するとかそういうお考えなんですかね。親子間のローンに関しては銀行は金を出しませんし、そうなれば相続でしょうか。いずれにせよ自分で購入するよりは割高になるんじゃないですかね。
お礼
お返事遅くなりまして申し訳ありません。 迅速な回答本当に感謝しています。 また参考URLも拝見いたしました。 とても勉強になりました。 >ローン完済後に売却するとかそういうお考えなんですかね。 セカンドハウスローンを父親に組ませて私が父と賃貸借契約を結び お金を返していくと言う方法でした。 でもご教示いただいた内容ではそんな虫のいい話は無理みたいですね。 そもそも開業1年目で甘すぎました。 こつこつ事業を頑張って自身でローンを組みます。 ありがとうございました。
- mouryou
- ベストアンサー率27% (229/826)
個人事業主で確定申告をしていなければご自身でローンを組まれることはほぼ難しいです。事業に関しての取引銀行には相談されましたか?そこでダメならやっぱりほぼ無理です。 住宅ローンは自分が住むために借りるものなので金利は安い設定ですが、セカンドハウスローンはそうではないのでやっぱり高めです。ですが銀行によって普通の住宅ローンと同じ金利でやっているところもあるようですから、良く銀行の金利を調べてみたら如何ですかね。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 またお礼が遅れまして申し訳ありません。 >お父さまが取得予定のお宅に住むことは不可能なのですよね? >お父さまが、現在、ご自身が住んでいらっしゃる住宅のための >住宅ローンを返済中なので、そのから住所を変更できない…とかでしょうか? その通りです。父は昨年にマンションを購入し住宅ローンを借りたばかりです。 >お父さまの現在の年齢や収入は? 60歳で年収2000万です。 ご教示いただいている通り厳しい状況ですね。 不動産屋としては『何としてでも売りたい』立場ですから、 後先考えずローン組んでも生活が苦しくなりますね。 確定申告を3期分(?)経てから再度チャレンジします。 それまでこつこつ頑張ります。 ただ・・・それまで賃貸住宅も現状(開業1年目)では入居は難しいのでしょうね。 何だか八方塞がりです・・・ とにかく、今回ご回答いただけたことで自分自身の甘さも良くわかりました。 稚拙な質問に対し、親切に回答いただけたことに心から感謝しています。 ありがとうございました。