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厄年で厄除けしたのですが別居の家族がつぎつぎと
30代女性です。 30代の間に2回厄年があるのですが、33歳の大厄の歳に男の子を出産しました。 厄除けのお札なども前後あわせて3年間いただき、男の子を出産すると厄を逃れるということも聞いて安心していました。 ところが、その大厄の年に同居している家族には何もなかったのですが、実の父が腰骨を折り、母は大きな病気がみつかりました。そして義母が背骨を骨折。障害が残りました。 今年は数えで36歳の前厄になるのですが厄除けのお札をもらい忘れ、またもうすぐ男の子を出産します。 先日、夫が事故に遭い、親しくしていた友人が病気で亡くなりました。まさかとは思うのですが、偶然にしても怖いのでなんとか厄除けをしたいです。 自分に出なくてもまわりに厄がでるなんてことあるのでしょうか? その場合でも、神社とかでお払いしてもらえば周りの人も守れるのでしょうか?
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曹洞宗の僧侶です。 人の心は知らず知らずのうちに色々な出来事を、実際の因果関係とは関係なく、相互に結びつけて考えてしまいがちです。これは「自分が生きている環境を丸ごと全部、認識し理解したい」という人間の想像力の欲求のあらわれです。 mimi0125さんの年齢と、ご家族が病気になったり事故にあわれた事実との間に直接の関係はありません。強いて言えば、30代になれば親世代はそろそろ老境に入って怪我や病気をしがちになるものですし、同世代で早逝される方もぼつぼつ出てくるものだ、という程度のことにすぎません。 人生の生き方について昔の人たちは、論理的には説明できないけれども、経験的にどのようにすれば良いかという知恵を持っていました。これらを便宜的に説明するために、”厄”という考え方を用いたのです。 人生の様々な節目を迎えるであろう年頃に、自分自身を反省し気持を引き締めるという効果を期待したもので、「祟り」とか「障り」というのは予想される災難を都合よく納得するためのたとえ話にすぎません。 何か超自然的な力がはたらいて特定の人に災難を集中させたり、”神さま”の力でそれを振り払うことができる、というようなことはありません。 ”厄”も”厄払い”あくまでも納得するための方便です。もちろん、心の安定を得るために、この方便に頼ることは無意味ではありませんし、むしろ良い事だと思いますが、それに振り回されることのないように気をつけた方が良いと思います。
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- taikon3
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厄は基本的に本人への災いですので他人は関係ありません。 あと、昔の平均寿命が60歳代のころに人生の半分に達したので、これからは病気やケガに注意しましょう、という慣わしだったのですが、平均寿命が延びちゃったので30代ならまだまだです。 単に偶然が重なっただけですね。
お礼
ありがとうございます。 マタニティブルーもあるのでしょうが、いろいろなことが重なり、さらに友人の死から立ち直ることができずについ考え込んでしまいました。 専門家にお答えいただきとても感謝しています。 ありがとうございました。