目薬の臨床試験から発売まで
私はドライアイにかかっています。
ドライアイは現段階ではこれといって有効な治療法がなく毎日不便な生活を送っています。
調べているといくつか治療薬が開発中であるということを知りました。
いずれの治療薬も臨床試験中とのことです。
そこでお尋ねしたいのですが、目薬というのは臨床試験から発売までどれぐらい時間のかかるものでしょうか?発売されずに終るケースなどもあると聞いています・・・
その治療薬というのは下記の2つです。
●レバミピド点眼液●
大塚製薬は、ドライアイ治療薬 レバミピド点眼液の日本とアジアの主要国を除いた地域における独占的開発および販売権をノバルティス社に供与します。
レバミピドは、大塚製薬で合成された新規化合物で、結膜と角膜を被覆している涙液中のムチンを増加させるという全く新しい機序を持つ薬剤で、涙液の安定化を図りドライアイに伴う角結膜上皮障害を改善することによりドライアイの治療に有効であると考えられています。現在米国で第III相試験が進められています。
●CS-011●
今回の契約に基づき、三共は原体の製造と供給を行い、 また、参天製薬はドライアイを主とした角結膜上皮障害治療剤の開発、製造、販売を行う。 三共は日本国内における参天製薬との共同販売権を留保する。
CS-011 は、経口糖尿病治療剤としてフェーズ2b試験が米国で進行中だが、 参天製薬はCS-011 が点眼薬としてドライアイを主とした角結膜上皮障害に対する強力な改善効果を有することを見いだした。
CS-011 は、現在発売および開発中のどのものとも異なる作用機序を有し、 角結膜上皮細胞に直接働きかけることで強力な角結膜上皮障害改善作用を発揮すると考えられる。