- 締切済み
ネットに右翼思想者が多い理由はなぜですか?
先程NHKの「特報首都圏」という番組で、掲示板サイトで 光市の母子殺人事件の弁護団とか 護憲の本を書いたタレントとか 東京裁判の正当性を主張した論文を書いた大学教授とか 渋谷の温泉施設の犯人は朝鮮総連であるとか 皇室批判をした人とかを攻撃する「祭」というものが 開かれて社会問題化しているって言ってましたが これらの書き込みに共通してるものは、 犯罪者の人権とか護憲とかといった左翼的思想を攻撃する 右翼思想だと言うことです。 靖国神社批判とか中国や北朝鮮支持とか 天皇制批判だとか死刑制度廃止 といった左翼思想者の書き込みは 少ないような気がしますが、それはなぜでしょうか。 リアル社会にはそんなに右翼は存在してないと思いますが・・・
- みんなの回答 (18)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
ルサンチマン(社会的な不遇からくる劣等感や憎悪)を過激な政治活動で発露するという人間は昔から存在しました。それは必ず右翼思想の形をとる訳ではなく、まだ暴力革命の期待が持てた時分には左翼思想に与する人間がいわゆる全共闘世代に多くみられたと思います。現在、日本の左翼思想はより穏健な形をとっていたり、過激でも古臭い感じがするのでルサンチマンの発露の場としては選ばれにくいと思います。なぜネットでは右翼思想的な書き込みが多く見られるのかに関してはNo.6の方のご回答に賛成します。 >リベラリストは日本語では自由主義者だから リベラルという言葉は歴史的経緯の為にその意味が少し複雑になっています。元来、自由主義者(リベラリスト)という言葉は“国家から(特に経済の面で)束縛されない自由(リバティー)”を指向する人々の事を言いました。しかしアメリカでF.D.ルーズベルトが国家が経済を牽引する社会主義的な経済政策を推進する際、自らを社会主義者と名乗っていては響きが悪かったので“国家が与える(経済的)自由”という意味でをリベラリストと称するようになり、リベラルの言葉の意味が変わっていきました。この意味でのリベラルという言葉が日本にも輸入され現在に至っています。ですので日本語で自由主義と表記すると民営化を指向する考えになり、英語でリベラルと表記する公営化を指向する考えになるというおかしな現象が起こっているのが現状です。 このような経緯をゴチャゴチャに理解しているとリベラリスト=左翼=民営化を指向などという珍妙な考え方が成立してしまいます。特に反米保守思想の持ち主にこの誤解をしている人が多いようです(ちなみに例の有名反米保守漫画家が自身の作品でその“誤解”を流布しています)。
- password
- ベストアンサー率17% (195/1092)
日本での平均的な思想が 中道なのだから 貴方が『右翼が多い』と考えれば 貴方が左翼の証左であり 貴方が『左翼が多い』と考えれば 貴方が右翼の証左なだけでしょう。 一般の公の報道機関では 全て左翼に偏っているのであって、 ・中国様の怒りを買うので 靖国神社を潰すべきだ ・中国様より格上の天『皇』なんて無礼な存在は 金の無駄だ ・憲法第一条(天皇)は反対だが、九条限定で擁護するのが 護憲派だ ・違憲な『朝鮮学校への公金出し』を行なえ などは 論外でしょ? 主張の根拠と その論理展開(日本にとって有益か?)を キチンとしない限り ネットでは馬鹿にされるだけですね。 ※逆に キチンと筋さえ通せば 議論として成立可能ですねw
- nidonen
- ベストアンサー率55% (3658/6607)
私見ですが、軽い右寄りの考えを持つ人はもともと少なくなかった はずです。右寄りと言うよりも、社会主義や平等主義など左翼的とさ れる思想に違和感を持つ人々と定義すればいいでしょうか。 たとえば「 死刑反対 」を人前で声高に叫んでも、真正面から攻撃 されることはほとんどありません。しかし「 死刑賛成 」を大きな声で 主張すると、反対派からものすごい攻撃に遭います。なので死刑には 賛成だけど、わざわざ主張したくないという人は少なくないのです。 わかりやすい例は日の丸でしょうね。たまに、卒業式を妨害する 左翼活動家や左翼教師がいますが、彼らは思想のもとにやっている ので、人前で堂々とやります。その行動を苦々しく思ったとしても、 そこでカラダを張って止める人はいません。彼らの思想が自分に対 しての攻撃になるというトバッチリを避けたいからです。 こういうプチ右寄りの人たちは、強硬な死刑反対派の弁護士などを 苦々しく思っているものの、発言の場がありませんでした。そこに 登場したのがネットです。左翼からの攻撃を受けずに発言できる場が 出現したことで、それまで貯まっていた感情がほとばしったのです。 いっぽうで、左翼的な人々はもともと、人前で声高に自分の思想を 主張することに抵抗がありません。わざわざ匿名性の高いネットで 発言するより、自分の名前と顔が明らかになるリアルの場において 主張することに、カタルシスを感じるのです。 彼らはある意味「 思想家 」ですから、人前で思想を口にして ナンボです。だからネットで発言するときも自分のサイトを作ったり 実名で発言するようにします。不思議なことに実名で発言した場合は 「 ネットでの発言 」という括りでは扱われないんですね。 その結果、ネットを発言の場に選ばない左翼的な人々は、ネット 上での存在感が薄くなります。いっぽうで、顔が見える状態での 発言を避ける人たちは、ネットでの発言が多くなるというわけです。 ただ、いくらプチ右翼とは言え、わざわざネットに書き込む人は それなりに自己主張があるか、自己顕示欲を持っているはずです。 それゆえ、ネットでの書き込みにそれまで味わえなかったカタルシ スを感じ、ひんぱんに書き込むようになります。ですので発言数ほ どには、実際に書き込んでいる人が多いわけではないでしょう。
- big0822
- ベストアンサー率37% (61/164)
基本的にはNo3の方の仰るとおり、右・左で分けるべき意味があまりないと思いますが(地方への税源委譲や民営化などを形式的に見ると、保守が革新的な政策をしていますし。)。今現在、右左で分けやすいものについてのみ見てみます。主観なので参考程度にお願いします。 (1)右・左というよりも、世論がどう考えているかで多いかどうかが変わるのだと思います。中国・北朝鮮支持や天皇制批判や死刑制度廃止を主張する人はあまりいませんから(反対の主張による報道に感化されていたり、聖域化していたり、一般人には良く分からない問題だったりするため。)。また左翼思想的でも9条護憲は良く主張されていると思います。 (2)基本的には保守の方が現実的であるので、右翼左翼というわけ方に当てはまらず、ある程度の知識を持っている人もどちらかというと右翼的思想であることが多いのだと思います(地方分権や民営化など、社会全体が右や左に傾いている問題を除いて)。増税反対・安保破棄・天皇制廃止・9条護憲は理想であって現実としては妥当とは言えません(現状では)。また、左翼の場合は理想として持っていても、具体的方法論があまりないことが多い(あったとしても一般的に普及していないことが多い)ので書き込めるだけの論理を持った人が少ないようにも思えます。 (3)その他は、一部の右翼や似非右翼がストレス解消や自らの主張を認めさせるために中傷的な書き込みをしているだけかと思います。そういった左翼的な書き込みが少ないのは主張を認めさせるための中傷的な書き込みを左翼が好まないからだと思います(人権を主張していて、中傷的な書き込みはあまりしづらいでしょうから。)。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
今は左翼思想の人がほとんどいないからじゃないですか?ソ連を始めとする社会主義国が崩壊したときに多くの社会主義者も崩壊しました。 それで、結構な数の極左主義者が極右に転向したそうです。一例をあげると、新しい教科書のF岡先生は、かつては進歩的スターリン主義者としてその業界では有名な方だったそうです。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
そういうジャンル分けそのものがあまり意味が無い話で。 そこに挙げられている事例というのは、そんなに右翼・左翼の分類にあてはまるものではないと思いますが。 母子殺人事件の弁護団の主張が左翼的で? 反論が右翼的?? 皇室関係で言えば確かに賛同派は保守派と言えると思いますが、じゃあ例えば典型的なリベラリスト=左翼は、国営企業の民営化なんてのを主張するものですが、それを大きく前進させたのは小泉政権となりますから、自民党支持者=リベラリスト、つまり左翼ですかね? でも軍人の遺族会(靖国大賛成派)は自民党の支持母体ですし。 アメリカに押し付けられた憲法を後生大事にするという意味では護憲は親米派になってしまうし、9条の問題だけで言えばこれは特に特定アジアの意向を強く配慮するわけですから、親中派とも言えますし。 死刑制度で言えば公開処刑を行っていた中国は世界の死刑数のTOP3に入る死刑推進国家ですが、死刑制度反対派は反中=右翼にはならないのでしょうか?? 死刑制度を批判するが中国支持で、天皇制は支持するけど、9条は護憲で、裁判に死刑制度反対の自分の政治ポリシーを持ち込むような弁護士は許せないし、朝鮮総連は嫌いだが韓国は好きでというような思想は一体何になるんでしょうかね。 まぁ何ていうか、そういうネット上の若い(というか尻の軽い)騒ぎ立てる層というのは確かにいると思いますが、それを右翼だ左翼だというジャンルに分ける意味がそもそも見えないと。 死刑制度の存続問題一つをとっても、どちらの論もネット上では幾らでも見つけることはできますし、靖国、天皇関係も多いです。 北朝鮮支持とか、拉致なんて有り得ないなんていっているサイトはさすがに減りましたが(社民党のホームページもいつのまにか修正されてましたし)、それ以外の問題については、幾らでもそれらの応援サイトはりますよ。どこか特定のサイトをみただけで、何かを知ったかぶって語るのはどうかと思うわけで。 ちなみに私はリアル社会で左翼はあまり見かけたことありません。唯一知っていたのは学校の後輩で民青の活動をばりばりやってた子ぐらいで。質問者さんはそんなに左翼活動家をご存知なんでしょうか? 右翼活動家と同じ程度なんじゃないんですかねぇ。 ただ過激な発言なり言論はリアルな社会よりもネット上の方が、特に日本においては多いと思います。
- BakaBombbb
- ベストアンサー率6% (24/360)
右翼が自分の存在を主張するやり方は、脅しとテロです! ネットの世界は自分は影に隠れて相手を攻撃するのに都合の良い世界、つまり、脅しとテロが渦巻く世界です。 要するに、右翼にとってネットの世界は正に自分そのものなのです。
- Cupper
- ベストアンサー率32% (2123/6444)
質問の仮定そのものが間違っていると思いますよ。 右翼思考の人が【多い】 のではなく 右翼思考の人の【書き込みが多い】 のでしょう。 簡単に個人を特定できないと言う事で気が大きくなっている実は小心者かもしれません。 温かい目で見守ってあげましょう。
- 1
- 2
補足
典型的なリベラリスト=左翼という考え方は知りませんでした。 リベラリストは日本語では自由主義者だから、自民党のハト派とか 民主党の思想だから右翼ではないけど、やや右寄りだと思ってました。 あともっと右翼の新自由主義者も国営企業の民営化、 左翼の共産党は国営企業の維持を主張してる気がします。 右翼と左翼の定義ですが、価値観が 右翼=国家や公共の権力>個人の人権 左翼=個人の人権>国家権力 というふうにしました。 非民主国家の中国とか北朝鮮とかの例外はあると思いますが、 言論の自由がある民主国家の政党はだいたいこんな感じの 主張のようです。