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右翼はなぜ皇室を敬愛するのか
昔から疑問に思っていたのですが、右翼の人々というのはなぜ狂信的なまでに天皇や皇室を尊重するのでしょうか。 騒音・暴力・無法・下品というイメージしかない右翼と、くそマジメでお上品を絵に描いたような皇室とは、嗜好も価値観もまったく逆にしか思えません。不良がガリ勉を往々にして見下すように、右翼の人々は皇室に対して古くさい・かっこ悪いというような感情をなぜ抱かないのか不思議です。 私には、(昔の過激派は別として)知的で優しく物腰もていねいで穏やかというイメージのある左翼の人たちのほうが、よほど皇室の雰囲気と合っているのではないかと思えますが。
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街宣車で大騒ぎしている連中と本当の意味での右翼は違いますよ。昔の過激派と本当の意味での左翼以上に。 どちらも真剣に考えている人は知的ですし、そういった偏見はあまりに偏った見方だと思います。 街宣右翼の中には右翼の印象を貶めようとわざわざ一般人の反感を買おうとする特定のエスニック集団による偽装団体も少なからずあり、貴方も見事に引っかかっているような気がします。昨年の三月にとある右翼団体の幹部が逮捕されたのですが、その人は団体の撒き散らす国粋思想とはあきらかに無関係な永住外国人で団体自体もただの暴力団でした。連中は思想とは関係なく、利権のために皇室や国粋思想を利用しているだけです。 さらにいうと右翼左翼と言う言葉はあまりにも語感が悪すぎて、真面目に政治を考えている人はそのように呼ばれれば心外に感じます。せめて右派左派と言ってあげてください。 最後に左派は個人間の公平、平等が考え方の芯の一つになっているので、ある種の特権階級(私自身は羨ましくはないですが)である皇室とは相容れるものではありません。 本当の意味で皇室を大事にしているのは、右派でも左派でもなくて、ツアーで皇居の掃除をしたり、一般参賀したりしている人たちだと思います。
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- kicho
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質問者様のおっしゃるとおり,彼らは狂信的ですね。一種のカルト集団です。ただし,本当の右翼であるならばの話ですが。 最近の右翼は実は右翼にあらず,暴力団そのものです。暴力団が摘発を逃れるために,「政治結社」に衣替えしているケースが多いと聞きます。 数年前,都内のとあるところで「右翼」が街頭演説していました。しかし,見るからに暴力団そのもので,演説人の顔つきも,ヤクザそのものでした。 対立勢力によるものと思われる演説妨害(爆竹などによるかく乱)があり,その時の演説人の形相や罵声などは・・・・本当にこわ~いヤクザ以外のなにものでもありません。
お礼
回答ありがとうございます。 たしかにポリシーもクソもない暴力団そのものですね。本物の右翼はさぞかし憂えていることでしょう。
- lucidity
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というかですね、右翼とは「その国の伝統や慣習、固有の価値観を重視する考え」で、対して左翼は「個人を信頼して伝統にとらわれない個人の自由な発想を重視する考え」です。 ですから右翼は天皇制擁護に傾き、左翼は必ずしも天皇制の継続を望まない思想に傾きます。天皇制は千年以上続いているわけで、右翼が天皇制廃止を主張することは自らの存在意義をも否定しています。 その上で現代の右翼がどうかっていうと、どうなんでしょうねえ。左翼もどうなんでしょうねえ。
お礼
つまり保守的な人々ということですよね。 でも逆にいえば、「和をもって貴しとなす」的な日本の「伝統や慣習、固有の価値観を重視」しないのはなぜなんでしょう? 現在の皇室はそういった価値観の象徴のような気がしますが、だとしたら右翼の人々ももう少しそれにふさわしい、お行儀のいい方法で敬ってほしいものですが。 日本に限らず、右翼・保守の人たちには共通して乱暴なイメージがあるのも不思議に思っています。文明が生まれる前からの、力がすべてという動物本能的な価値観にまでさかのぼってしまうのでしょうかね。 回答ありがとうございました。
- kikiki99jp
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誤解があります。皇道主義思想は、明治以降につくられた思想です。天皇制は明治以前からありました。しかし天皇制は庶民とは関係なく、時の権力者の都合だけで温存されてきた制度にしかすぎないのです。 かつて某作家が天皇の戦争責任だったとおもうのですが、語ったのです。それは右翼集団と名乗る連中は快くおもわず、害戦車で乗りこんだのです。彼はひるまず「それほどいうのなら君たちは歴代天皇の名前を言えるのか」と一喝したところ右翼を名乗る集団は黙りこんだそうです。そして彼が歴代天皇の名をそらで読み上げると、その集団はすこすこ帰っていったそうです。 初代天皇神武は存在しません。十代目までは存在しないことが歴史学の通説となっています。 天皇批判はなぜいけないのか。 天皇制に対する意見は自由でなくてはなりません。天皇制を解体しないかぎり、日本には明るい未来はないと思います。 右翼は天皇制がタブーであるというつくられた思想を利用することにより金もうけができ、庶民を威圧することに快感を得ている集団なのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 No.1さんもおっしゃるように、やはり今の右翼の多くはポリシーというよりも自分たちの都合のいいように皇室の権威をかつぎ利用しているだけなのでしょうか? 私は今まで、やくざや暴力団と右翼の唯一の違いは政治的ポリシーの有無だと思っていましたが、そうすると両者の区別は限りなく難しくなってきそうです。
- umibouzu64
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>右翼の人々というのはなぜ狂信的なまでに天皇や皇室を尊重するのでしょうか。 右翼といっても、さまざまな形態・指導理論があるので、一概には言えないのですが、一般的なのは「皇道主義」と言われるものです。 これは、天孫降臨の神勅に基づき、万世一系の皇孫が、永遠無窮に民族の中核的生命として国家を統治するものである、とします。そして、天皇親政(天皇を中心とした政治・経済・社会を構築するもの)を規範とし、その障害となる一切の勢力や諸問題を排除しようとします。 おそらく、この思想から来ているものと思います。 >騒音・暴力・無法・下品というイメージしかない右翼 クーデター合理論など、暴力肯定に立っているので、このような方法論になるのでしょう。また、現実的には、現在の右翼は「エセ右翼」ともいうべき暴力団と同義である団体が多く存在しますので。 >くそマジメでお上品を絵に描いたような皇室 皇室批判ありありのカキコですが、不真面目な皇室など考えられません。ちなみに、あなたのお嫌いな天皇は、平和憲法の下で「日本国の象徴」として位置づけられていることをお忘れなく。 >私には、(昔の過激派は別として)知的で優しく物腰もていねいで穏やかというイメージのある左翼の人たちのほうが、よほど皇室の雰囲気と合っているのではないかと思えますが。 びっくり!社会運動を理論ではなく常にイメージとして捉えている考え方にもびっくりですが、左翼に穏やかなイメージとは、さらにびっくり!彼らの「微笑み戦術」に惑わされている人って、実際にいるんですね。
お礼
回答ありがとうございました。 昔の右翼はもっと礼儀正しい人たちだったのでしょうか? 今のような右翼に熱烈に尊敬されても、天皇も決して喜ばないと思うのですが。 それから、補足させていただきましたが、私の舌足らずな表現で不愉快な思いをさせてしまったとしたら、申し訳ありませんでした。
補足
誤解を招いたようなので、補足させていただきます。 私自身は皇室を嫌っているわけではなく、かといって敬愛しているというわけでもありません。正直、皇室そのものにそれほど関心はありません。ただ、右翼は嫌いです。威圧的だし、迷惑だから。平和・博愛にはあまり縁も興味もなさそうなこういう人たちが、なぜその象徴のような皇室にシンパシーを感じるのかが不思議だったわけです。 >くそマジメでお上品を絵に描いたような これは「騒音・暴力・無法・下品」と対比させたもので、そんな右翼からみたらこう見えないのかな? という意味の表現です。マジメで上品なのは悪いことではないと私は思います。 それから、最後の段落は完全な蛇足でしたね。もちろん右左をイメージだけで判断しているわけではありませんし、左翼にだまされているつもりもありません。
- urazen-sie
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日本で言う右翼は王統派なのかな? 彼らにとって皇族は建前です ほとんどの構成員はおそらく意味わかってないんじゃないですかね?
お礼
回答ありがとうございます。 皇室崇敬が建前だとしたら、本当の目的は何なのですか? ああいう人たちに建前とはいえ崇め奉られても、皇室はいい迷惑なのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね、たしかに「憂国の志士」なんていうとおり、もともとは国や政治について真剣に悩んだり考えたりしている人なんですよね。(それでもやはりこわいイメージがあるのは偏見なんでしょうかね、やはり…) エセ右翼とまじめな右派と、しっかり見分けられるように注意します!(左も同様に)