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石油ポンプの仕組みについて
手動式の石油ポンプをご存知でしょうか。赤いポンプのところを手で数回、握ったり離したりすると、あとは自動的に石油が別の容器に移るあれです。私は、石油に使うのではなく、水槽の水替えの時に重宝しています。ところで、あれはどういう仕組みで、液体が移動し続けるのでしょうか? また単純な構造でしたら、材料さえあれば手作りも出来るのでしょうか? 私のいとこ(中学生です)が興味を持っていて、自由研究の題材にしたいと思っていますので、作り方など知っておられる方がいましたら、ご回答いただけないでしょうか?
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灯油ポンプの構造は空気室の入り出にそれぞれ逆止め弁がついており、上に空気取り込み用のプラグがついています。 以上を踏まえて作動の過程を考えますと、以下の通りです。 (1)手動のシュポシュポで空気室内を真空(負圧)にする。 それによって入口(灯油缶)から灯油が室内に流れ込む。 (2)灯油が入った状態で空気室を握ると圧力が上がって室内から排出されるため、逆止弁の効果により出口側に流れる。 (3)あとはサイフォン効果により流れ続ける。 (4)止めたいときにはプラグを外せば空気室は大気圧になるので、灯油缶から灯油を吸い上げる力がなくなる。 トリチェリの原理、サイフォン原理の2つを巧みに利用したものです。 サイフォン効果だけであればホースでも作り出せますが、空気室を作ることによってトリチェリの原理も取り入れたことが、灯油ポンプの素晴らしいところです。
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- demio
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水鉄砲のように吸い込んで弁をつけて入り口を出口を別々に出るように すればできるかとおもいます、 昔は竹筒で水鉄砲をつくりましたが、今だと太い目の水道パイプに 片方に蓋をして棒に布をまいて内径に合わせてピストンにして穴を開けてホースをつないで弁をつければいいかも 弁は石油ポンプを分解してよく見れば身近の物で作れそうな気がしますが そこは研究しましょう
お礼
親切なご回答どうもありがとうございます。作れそうな気がしてきました。まずは石油ポンプを分解してみて、研究するのが先ですね。 東急ハンズやホームセンターなどで材料を手に入れられそうですね。
Dr中松の醤油チュルチュルですね 基本は「サイフォンの原理」で、散水ホースで実現可能です 口で吸ったりするのがなんなので手動ポンプが付いています
お礼
醤油チュルチュル調べてみました。最初はお醤油を移し変えるお母さんの苦労をなくそうと出来たものなのですね。 そういう、石油ポンプの歴史も面白いですね。 ご回答どうもありがとうございました。
- char2nd
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サイフォンの原理を応用したものです。最初に手動で動かすのは、両方のタンク(または水槽)を繋ぐパイプの中を液体で満たす必要があるからです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3 http://www.246.ne.jp/~ko-taka/ecolan/ecolanjapan/1shou/R0302m.html ただし、液体が流れるのは双方の水位が同じになるところまでです。それ以上移動させようと思ったら、流出側の位置を高くする必要があります。
お礼
すばやいご回答どうもありがとうございます。 サイフォンの原理というのですね。 興味深くご紹介してくださったサイトも読みました。
お礼
トリチェリの原理というのを使っているのですか!!石油ポンプは結構シンプルなつくりをしていますけど、ラクに液体を移動させることの出来きて、電池なども要らず作り出した人のアイデアに感心します。 二つの原理を使っていたのは知りませんでした。詳しいご回答どうもありがとうございます。