与党自民党VS野党社会党といった時代が長く続き、日教組は社会党支持団体として存在してきました。今の社民党ですね。反体制側にいたということ、その政治的なつながりの深かった党が衰退してしまったことが批判の対象に拍車をかけているのでしょう。バックアップする政党もなく、弱くなった団体を非難してもしょうがないような気がします。与党を中心として、日教組の負の部分を批判していますが、弱体化した今後、これから与党や国は本当に教育を改革できるのかはなんとも言えません。
また、そもそも戦前は、教育を国家の下で軍国主義のために利用してきたのですから、戦後、振り子が振れるように逆に振れたのだと思われます。ですから、いちがいに日教組のとってきた行動を批判するのもどうかと思います。それだけ、太平洋戦争まで、教育が戦争に利用されたということだったのではないでしょうか。
これから中庸にもどることを期待しています。