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クラシック・チュチュ
バレエの「クラシック・チュチュ」なのですが・・・ 発生した時代を考えると 女性が、あそこまで脚を露出していたという事は凄い事ではなかったのでしょうか? 「芸術」として果たして、すんなりと受け入れられたのでしょうか?
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- noname002
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簡単な説明ですが。 『ラ シルフィード』という演目においてマリー タリオーニがポアン/ポアント(つま先で立つ)技術を披露した頃はロマンチック チュチュが用いられていたそうです。 その後マリウス・プティバが『眠れる森の美女』『白鳥の湖』等の作品で現在の基本的動きを確立、この時代にクラシック チュチュが用いられるようになったそうです。 ですからバレエ発生の最初からというわけではなかったようです。 ロマンチック チュチュまたはクラシック チュチュは役柄の違いによって用いられますが、お尋ねのクラシック チュチュの場合、バレエの技術の向上に伴い脚(足)の動きも複雑高度なものになり、その美しい脚(足)の動きを、よく見せるためです。 これは余談ですがフランスやイギリスにおいてバレエは女性の肢体を鑑賞するためのエロティックな芸能になっていったという経緯がありバレエが上演される場所は、お金持ちの男性とパトロンを探す女性ダンサーとの出会いの場である時代もあったそうです。 しかしクラシック チュチュが用いられるようになったのはプティバの時代からですから、これは、あくまでも脚(足)の高度な技術を見せるためであって「露出」そのものが目的だったのではないということですね。 新体操等のスポーツの世界にも言えることかもしれません。 なおバレエは見かけの印象によらず、スポ根の世界ですよ(笑) 御参考に、どうぞ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8 http://www.flamencoole.com/ballet/ballet04.shtml