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油圧式エレベータはなぜ遅い?
先日油圧式エレベーターに乗ったのですが、異常に遅かったです。なぜ遅いのでしょうか?そもそも油圧式エレベーターは普通のエレベーターとどう違うのでしょうか?
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一般的な高層用エレベーターは出力の大きなモーターでワイヤーを引っ張り、 持ち上げる構造ですが、油圧式はその名の通り油圧で持ち上げます。 小さい力を増幅して大きい力にする為に、スピードが犠牲になる訳です。 大きく分けて違いは2つ。 1.構造上、もともとスピードが遅い 2.小規模エレベータ用なのでモーターの出力が低い 油圧式は一般に小型のエレベータ(個建住宅等)に用いられる物ですので、 油圧を上げるモーターも家庭用の100Vか200Vで動く出力の低い物が殆どなのです。
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- HRJ
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油圧式エレベータは、ホームエレベーターや、工場・倉庫等比較的高さの低い建物に使用されることが多いようです。 消費電力のわりに大きな力が出せるため、工場などでは、2トンとか3トンとかの積載能力のあるものが使われていますよ。
- heren
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油圧エレベータ(以下、油圧)は、よく駅などにあるタイプで30m/minや45m/minが多いですね。たまに60m/minなんてものも見かけますがあまり普及してないのが現状です。 ロープ式(以下、ロープ)ですと早いものだと数百m/minなんてものまで・・・。 で、何故遅いか?って事ですが答えは早くするのが色んな面で難しいってのが答えです。 なぜなら油圧が上昇するのは油圧ジャッキの原理ですから、早くすればするほど油温が摩擦熱で上がってしまうため制御が安定出来ないためです。 油圧のメリットはエレベーターの真上に機械室が要らないため日照権の問題も無く、極端な話油のパイプさえつなげればドコにでも機械室を置くことが出来るってトコとパスカルの定理等を利用してハイパワーなエレベーターが出来るて事ですね。 ただ現在は機械室レスのエレベータ(もちろんロープ)が標準なんでよっぽど大きなエレベーター以外は油圧は無いですよ。 それで遅いのなら施主の要望じゃないですか? 後は階床と高程でそんなにスピードを必要としないとか・・・。
- plussun
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構造の違いを書かれたページがあります。