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文系大学院で学ぶ意味(企業就職前提)

私は、地方の国立大学3年で、教育の学部に所属しているものです。 将来的には一般企業に就職したいと考えているのですが、大学に入ったからにはしっかり学問をしたいという漠然とした思いも持っています。そこで、文系から大学院に進学し一般企業に就職した方はどういった意義を大学院に見出したのかを参考にしたいと思い、以下の質問しました。ご自身の話ではなくとも、軽く聞いたような話でもお話いただければと思います。 Q1:大学院に進学した動機は何でしょうか? (どういった将来像を描き、そのために何故他でもない大学院進学が必要と考え、大学院在学中に何をしたのか) Q2:大学院に進む場合、想定しておくべきリスクはありますか? (してしまった失敗・就職活動で苦労する点) この点に関しては、 ・やりたいことが明確化してないとただのモラトリアムになってしまう ・年齢が高い分、よっぽど優秀な学生じゃない限りやはり採用はされない ・院で学んだ専門を活かしたいと思うと相当範囲が狭まる といった点が挙げられるかと考えています。補足や訂正があればお伺いしたいです。

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  • zvezda
  • ベストアンサー率33% (2/6)
回答No.3

私は、現在、文系の研究室に所属しています。 先月、希望の分野での内定をいただき、就職活動を終えました。 さて、私自身についてお話させていただきます。 私が大学院に進学した理由は、学部時代に志望していた分野の会社が全て修士以上の採用だったからです。 当時と、現在の志望分野は全く異なったものとなってしまいましたが、全く後悔はありません。むしろ、学問の楽しさ、学ぶことの楽しさを知れたという点で、進学は正解だったと思います。 私は、大学院に在籍している間は、自分の研究に集中しました。 就職活動では、特に大学院生では研究についてが大事になってきます。 現在の私の研究は、実学ではないので、直接研究分野が仕事に活かせるわけではありません。 しかし、物事の考え方、人との接し方など、実社会で役に立つことを身に付けられたと思います。 就職活動についてですが、これから進学を考えている質問者さんに、こういうことを言ってしまうのはあれですが、会社は文系の院生を学部生とそこまで違いを見出していないようです。 就職活動をしている中で、人事の方と数人話しましたが、一同に言うのは、文系では院生だからといって、格別素晴らしいとは思わない、ということでした。 理系の院生は、その研究において学部生とは明確な差がわかるようですが、文系にはそれが区別が難しいとのことです。 大学院に進学した目的、就職に対する意識、研究に対する意識、それぞれの意識をしっかり持っていれば企業はしっかりわかってくれます。 実は、私は昨年度も少し就職活動をしました。 そのときは、就職に対する意識が、明確ではなかったです。 内定は全くもらえませんでした。 しかし、今年は、しっかりその意識を持って、就職活動に臨みました。結果、数社から内定をいただきました。 個人的には大学院は学部とは全く違いますが、非常に楽しいところです。 学問の楽しさを再認識させてくれます。 質問者さんが、納得いく進路が見つかることを祈っています。

tanima
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。 zvezdaさんのおっしゃられるように、実際に企業の人事の方にお話を伺った際に(その企業は特殊だったのかもしれませんが)「学部生と院生は同等に見ている」とのことをおっしゃっていました。一方で、学問をやりたいという気持ちがあるのであれば、あまりリスクばかり考えずに純粋に自分が本当にやりたいと思うことをやるというのも人生において大切なように思います。 後悔のない意思決定ができるよう、精進したいと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • nintai
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回答No.2

>地方の国立大学3年で、教育の学部に所属しているものです。 教員養成の教育学部ではなくて、社会心理や臨床心理などを中心に学ぶ「教育学部」に在籍しておられるということでしょうか? であれば、質問にある「大学院へ進学した場合」をtanimaさんに当てはめるとしたら、そういった臨床系の大学院や社会心理などを学ぶ大学院への進学を考えている、ということでしょうか? それとも、現在の所属学科に関係なく、経済や法科大学院などをお考えなのか、どういった大学院を考えておられるのでしょうか? そこが明らかでないと、回答が難しいように思います。 ただ、 >大学に入ったからにはしっかり学問をしたいという漠然とした思いも持っています。 これが大学院進学の動機であれば、後悔することになります。 「文系大学院へ進学=研究職を目指す。」もしくは、「難関資格の取得」であるべきです。前者は、臨床系の大学院や社会学系の大学院など、後者は経済系の大学院などですね。 「もっと勉強をしたい。」「研究をやりたい。」は動機になりえません。私がそういった動機を話されたならば、「ニートになりたいのか?」と聞き返します。 したがって、 >Q1:大学院に進学した動機は何でしょうか? 私は、「研究者になるため。」「難関資格取得のため。」であるべきだと思っています。 しかし、現状は、「何となく」大学院へ進学する文系の学生もそれなりにいて、当然のように就職活動で苦労しています。 これは、文系の学部生であれば誰もが知っている常識でありますが、、「学部時代に危機感が欠如していた。」あるいは、「そもそも就職する気がなかった。」といった学生もいるわけです。 >Q2:大学院に進む場合、想定しておくべきリスクはありますか? リスクは、tanimaさんが列挙されたとおりです。 しかし、そもそも大前提として、「文系大学院生の就職活動は苦戦する。」ことをご理解ください。 『一般的な文系の大学院生』が、就職活動をするならば、まずは「文系の大学院生であってもある程度採用実績がある企業」をリストアップし、学部生と比較された場合に「確実に上」であることを示せる表現能力を身につけ、万全な体制で就職活動を行なえることが求められると思います。 大学院の研究活動の片手間で就職活動をしたり、学部生と同じレベルでは厳しいと思ってください。

tanima
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。 ご指摘ありがとうございます。現在は教育学の中で社会教育や生涯学習などを扱い、NPO活動などについて研究しています。 nintaiさんのおっしゃられる「何となく」で進学する学生に私も当てはまってしまっていますね。ゼミの先輩に何となく進学されて就職された方がいらっしゃったので甘く考えていましたが、もっとしっかりリスクとアウトカムを考えたいと思います。後悔のない意思決定ができるよう精進したいと思います。

noname#49694
noname#49694
回答No.1

院生です。 ○大学院に進学した動機  学問そのものに興味をもちました。非常に生き甲斐を感じ、まだ継続したいという思いを優先し、修士へとすすみました。 ○リスク  修士論文が忙しく、就職活動をする時間は思っているほどない。したがって学部よりも就職活動はきつい。  文系院生はもともと就職が不利。過剰学歴とみなされる。日本の雇用体系の構造上、何もできない学部の新入社員を一括でいれるというのが好まれるためです。成果主義とかいってますが、このあたりの年功序列の基盤はまるでそのまま残っています。  ですから大学院へ行く場合は、一流大学を目指しましょう。それであれば、補えると思います。  大学院で学んだことはそのまま引き継げないと思ったほうがいいでしょう。ですから、就職活動はやはりまったく別の分野であることも覚悟したほうが良かろうと思います。

tanima
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。 修士論文で就職活動の時間が取れないというのは見逃していた論点でした。やはり漠然たる思いで進学するのは甘いように思います。参考にさせていただきます。

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