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樹脂の劣化について
いつもお世話になります。 現在、水溶性アクリル樹脂を粉に混ぜて乾燥させて使用しています。その時の水分は0.3%程度です。 最初は良いのですが、数ヶ月経ってから使用してみると、ややアクリル樹脂と混ぜた粉が固くなってしまい、使えません。(水分は0.5%程度でした。) 原因は何であるのか。対策などもしご存じの方がいらっしゃいましたらお教え願います。
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- psa29
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回答No.2
水溶性のアクリル樹脂がどんな組成かは不明ですが、文字通り水溶性と言うことならば、アクリル酸かメタクリル酸のような酸成分が共重合されている場合が多いのでないかと思います。 一方金属粉の表面は一般的に酸化されていて、金属酸化物となっています。 多くの金属酸化物は塩基性を示すので、酸性のアクリル樹脂と混ぜておくと徐々に中和が起こり、イオン結合や水素結合などがアクリル樹脂と金属粉、金属酸化物粉との間に生じてきて、固くなってしまうと考えられます。 樹脂そのものが劣化していると言うよりも、樹脂と金属粉との間での相互作用が経時的に強くなることが原因だと思います。 対策としては、そのような相互作用が生じないようにすれば良いわけです。 具体的には、金属や金属酸化物の表面を事前に処理して、塩基性の表面が出ないようにしてしまうとか、もっと分子量の低い酸性成分のものをアクリル樹脂に混ぜておくとか、塩基性のアクリル樹脂に共重合組成を変更するなどが考えられます。
noname#211914
回答No.1
粉がどのような物質であるのかが分からないければ回答が得られにくいと思いますが・・・? 企業秘密なのでしょうか? それであれば、せめて無機系か有機系か等はどうでしょうか・・・? 補足お願いします。
補足
失礼しました。 粉は金属粉及び酸化金属粉です。