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英訳を教えてください。(creditの解釈について。)
いつもお世話になります。以下の英文に苦戦しています。 One influential attempt at explaining primate intelligence credits the complexity of social life with spurring the development of strong cognitive abilities. 意訳は以下の通り。 霊長類の知能についての説明でよく言われるのは,社会生活が複雑になったために認知能力が高まったとする考え方だ。 この文のポイントは「S+credit A with B」だと思うのです。 基本となる意味は「SがAはBだと信じる、AにはBの性質があると考える」 だと思うのですが、これが上記の英文に今ひとつ当てはまりません。 どこか、こう、しっくりこないのです。 どなたかお時間ありましたら、解説してくださると助かります。
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アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 私の回答は#3さんの英語に対する理解・読解方法が「この文章を書いたものを読むのではなく口で言われても」直接的に聞き取れ理解できるようになる、つかり英語を使えるようになるためにこの文章を理解する、と言う事と似たものになります。 なぜなら、英語教育は実際に使えるように教えるものだからなのです。 そのために熟語的表現はそのままおぼえたりしたほうがいいわけですね。 よって、と聞いたら、説得できるような・納得できるような試み(よく言われている)は次のようだ、となるのですね。 なぜならattempt atと言う熟語が来たからなのです。 atが来た事に気がつくことで、次に来るのは、その試みの内容だ、と分かっているからですね。 そして、その試みとは、explaining ~を説明する、ときましたね。 何を説明するかと言うとprimate intelligenceなのですね。 この時点でOne influential attempt at explaining(動名詞として使われている)primate intelligenceが耳に入ったわけです。 つまり、一つの「よく言われている」霊長類の知能についての説明への試みは、となるわけです。 ここで難しいと感じるのは、このcreditsが複数名詞なのか三単元の動詞なのかなんです。 しかし、credits the complexity of social life with と来てしまったわけで、このcreditsがこれはcredits~withの構造だなと直感的に感じるわけです。 この後は#3さんがおっしゃっている、感じ方、でspurring the development of strong cognitive abilities.の意味合いが分かるわけです。 そんな長い意味を覚えてなんていないよ、と言う人もいるかもしれません。 でも、日本語で、文章の最後になって、じゃないんだよ、じゃありません、といわれても、いくら前が長くてもその内容は覚えていますね。 それと同じように、英文に慣れてくれば、この長ったらしい文章の構造であってもちゃんと「言われた順に」何を言っているのか理解する事でピリオドが来た時点で全部感じ取る事が出来るわけです。 後は、その感じ取ったフィーリングに基づいて意訳するなり、もっと分かりやすい日本語に変えればいいわけです。 この感じ方をしないで、訳そうとすると、そのときは訳せても、「霊長類の知能についての説明でよく言われるのは,社会生活が複雑になったために認知能力が高まったとする考え方だ」と言う文章を英訳する場合、このOne influential attempt at explaining primate intelligence credits the complexity of social life with spurring the development of strong cognitive abilities.と言う英語表現が出来ない事になってしまうのです。 I love youを心から好きです、と「心から」と言う表現を使って訳しなさいと言われて訳せても、心から好きです、と言いたいとき、このフィーリング表現をI love youと口から出ない、のと同じなのです。 学術的に説明されてその場は訳せても、応用できないわけですね。 文章の頭から文章どおりに感じていく英語解釈方法は「なくてはならない」能力でもある、と言う事なのです。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- go_urn
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こんにちは! 僕も、いつも creditに泣いている人間です!笑) さて、creditを動詞として使うとき credit 人 with 業績 が1つのパターンです。creditとは、「座布団1枚!」ということです。よくやった!といって認めること。 ところがこの場合、人のところに、the complexity of social life がきているので難しさが一層増すわけです。 (社会生活(つきあい)の複雑さ)さんに座布団1枚! 何したの? spurring the development of strong cognitive abilities. それはじゃな、猿には見られんような、強力な認識力を発達させたのじゃよ... とまあ、こんな構造だと思うんです。 幼稚っぽくてすみません!でも、こう考えてしまうんです。泣)
お礼
こういう直感的な考え方、大好きです(^^; 人が主語じゃないと、訳すのが難しくなりますね。 辞書的な解説を覚える一方で、自分なりの解釈の仕方を模索することも 大事にしようと思います。 ありがとうございました。
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問文を以下のように分解します。 1.One influential attempt:「ある影響力の多い試み」主語Sの核となります。 2.at explaining primate intelligence:「霊長類の知能を説明しようとする(試み)」このatはattemptにかかる前置詞で「~しようとする試み」と訳します。ここでは「~しようとする考え」ぐらいでいいでしょう この形容詞句全体で、前の名詞句One influential attemptを修飾し、全体で主語Sとなります。 3.Credits A with B:ここでは「Sは、BがAのためだとする」という意味になり、=credit B to A「Sは、BをAに帰すると思う」と同じ意味になります。つまり、「Sが示唆するのは、Aが、Bの原因となるということだ」となります。 例: They credit the education he had with his honesty. 「彼の正直な性格は、彼が受けた教育からきていると、思われている」 =They credit his honesty to the education he had. 「彼の正直な性格は、彼が受けた教育に帰する(由来する)と、思われている」 4.ここでAはthe complexity of social life「社会生活が複雑になったこと」、Bはspurring the development of strong cognitive abilities「強い認知能力の発達に拍車をかけたこと」となります。 5.以上を踏まえて訳すと (直訳)「霊長類の知能を説明しようとする優勢な考え方は、強い認知能力の発達に拍車をかけたのは、社会生活が複雑になったためだという考えだ」 → (意訳1)「霊長類の知能についての説明で有力なのは、社会生活が複雑になったために、強い認知能力の発達に拍車がかかったという考えだ」 → (意訳2)「霊長類の知能についての説明でよく言われるのは、社会生活が複雑になったために、認知能力がさらに発達したという考えだ」 これが抄訳のような訳になります。 以上ご参考までに。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 段階的な意訳が大変勉強になりました。 まだまだ英語が読みこなせないと実感する次第です。頑張ります。
- coffeebar
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ジーニアスより credit A with B B(物・事)をA(人、物、事)のせいにする。(ascribeと同義) です。
お礼
自分も辞書で確認していました。 「~のせいにする」という解釈が飛躍している気がして、 もう少し何とか素直に理解できないか、と、妙なこだわりを持っていました。 が、時間が経つとだんだん納得してきました。(^^; 素早い回答ありがとうございました。
お礼
>日本語で、文章の最後になって、じゃないんだよ、じゃありません、といわれても、いくら前が長くてもその内容は覚えていますね。 >文章の頭から文章どおりに感じていく英語解釈方法は「なくてはならない」能力でもある なるほど!と思いました。 中学のときに英語を習った先生からも「英語は前から読んで訳せ!」と言われましたが、 一文を読んで、感じ取ったフィーリングを大切にすることが、大切なのかもしれませんね。 大変参考になりました。ありがとうございました。