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第3属陽イオンについて

第3属陽イオンの定義は、試料溶液をほぼ中性にすると水酸化物として難溶性沈殿を生じるようなものを第3属としているが、なぜ、アルカリ性で難溶性沈殿を生じるものではないのでしょうか?詳しく教えて下さい。

みんなの回答

  • rei00
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回答No.1

> 第3属陽イオンの定義は、試料溶液をほぼ中性にすると > 水酸化物として難溶性沈殿を生じるようなもの  これは少し違っていませんか。『試料溶液をほぼ中性にすると』ではないと思います。私の持っている実験書(20年以上前の教養課程のもの)には,「第 III 属カチオンは NH4Cl の存在下,NH3aq によって難溶性の水酸化物となって沈殿するが,第 IV 属以下のカチオンはこの pH では水酸化物を作らないか,またはアンミン錯イオンを形成して溶液中に残存する」とあります。  つまり,『ほぼ中性』ではなく,「NH4Cl の存在下, NH3aq によって」が重要です。ですので,『アルカリ性で難溶性沈殿を生じるもの』とは言えないのです。  なお,第 III 属カチオン中の Al(3+) や Cr(3+) はNaOH に対して強い両性を示すために,アルカリ性が強くなると溶けてしまい,沈殿になりません。

dragonashdaisuki
質問者

お礼

詳しく教えていただきありがとうございました。

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