#2です。stufel2_2君、世界史を知らないでしょ(笑)?
もしかして#1さんへのお礼にあった「カナダも植民地」というのは、現在のカナダも植民地だと思っているのですか?現在のカナダは独立国家ですよ。ただ、昔はイギリスとフランスの植民地だったんです。それが独立してカナダという国になったのです。
>・・というか、独立国家でも、他国に占領され、植民されれば、植民地になるのですか?
南米にペルーという国があります。ここはかつてスペインの植民地でした。そして、スペイン人が来たときにはここにはインカ帝国という現地人による国家がありました。スペインは、インカ帝国を滅亡させて植民地としたのです。
同じようにインドもイギリスの植民地でしたが、イギリスに占領される前まではインド人による国家のながーーーい歴史がちゃあんとあります。
>・傀儡政権が運営する。
>・本国の管理下にある現地が統治する。
これは状況によるケースバイケースなんです。17世紀とかその頃では、現地に本国人の総督を置いて統治させるケースがほとんどです。
しかし例えば、20世紀に日本が満州を占領したときは様々な理由によりそこに日本人の総督を置いて植民地にするようなことが不可能だったんです。その理由を説明せよといわれるとそれだけで本が一冊書けるのでやめておきます。頑張って自分で調べてください。一言だけいえば、もうその頃は大航海時代のような軍隊が占領してそのまま植民地にしちゃうような荒っぽい方法は国際社会が認めなかったのです。時代が変わったってやつですね。
なので、日本(厳密には関東軍)は中国の清のラストエンペラーである溥儀を代表にして「満州国」という国を作ります。溥儀は名義上満州国で一番偉い人ですが、実際に支配していたのは日本なので、日本人のやることに文句ひとついうことは出来なかったのです。ゆえに、満州国は日本の「傀儡政権である」ということなのです。
傀儡という呼び方は主に否定的、批判的、皮肉的な意味合いで使われます。パナマ大使館に電話して「パナマはアメリカの傀儡政権なんですか」と聞いても決して「はい」とは答えてはくれません。
だからstufel2_2君も決して担任の先生に「先生は教頭先生の傀儡政権なんですか?」とは聞かないように。
お礼
そうなんです!!ほんと、歴史が全然分からなくて困ってます。 世界史も日本史も完全アウト。 何か本を読もうにも、チンプンカンプンなんです。涙。 何か、簡単で、分かりやすくて、概略をつかめるような参考書など ご存知でしたら、教えていただけませんか。