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自動車は、なぜ値崩れしない?
自動車ってなんで値段が家電のように下がらないんでしょう? ふつう、家電製品やPCなんかは、出始めは、けっこういい値段つけてますよね。それが、1,2年でたちまち価格競争になって半額程度になっちゃいます。DVDプレーヤー、液晶TV。。。。 でも、自動車は、一般に使用され始めてから何十年にもなりますが、かえって値段は上がっていますよね。 もちろん、性能は格段に進歩してますが、それは家電も同じ。 どなたか、合理的に説明できませんか?
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質問者さんのおっしゃる「家電」製品とは、実は単なる家電ではなく、新技術を用いた家電製品の話です。 DVDなども、出始めは確かに高かったものの、現在ではすっかり普及したのでだいぶ安くなって落ち着いています。 これから普及して値段が落ち着いてくると予想されるものと言えば、ブルーレイディスクなどでしょうか。 こういう話は自動車にも当てはまります。 これからの話で言うと、電気自動車や水素を燃焼させる燃料電池自動車など、従来のガソリンや軽油以外で動く新しい技術を用いた動力による自動車が当てはまります。 現在、ハイブリットカーは結構高めの値段ですが、やっぱり昔(これが新技術として出始めの頃)はもっと高価でした。 電気自動車や燃料電池自動車などは、一般的な使用と販売に耐える技術はまだ完成しておらず、実験段階にあります。と言っても、実際に走る事は出来ます。 能力に比べて余りにも値段が高すぎると言う事で、一般的に市販はされていないのですが、官公庁により購入されて実際に使用されているケースもあります。 あくまでも実験目的という形でなら現在でも一応購入は出来ると思います。ただ、例えば見た目が普通のシビッククラスの車なのに値段は数千万とか、そういう世界です。 今の所はそうですが、もう少し年月が経てば技術革新などによりもう少し現実的な値段になり、市販もされ、更にこれが普及するにつれて値段も落ち着いてくる事でしょう。 また、車の値段が昔より上がって来ているというのは、これは別に考える必要があります。 一番には物価上昇による影響が大きいです。 大衆車の代表とも言われるカローラを例にとります。 http://www.autobytel-japan.com/special/corolla_history/1st/index.cfm ↑の中で、「当時の大卒平均初任給は約2.6万円」と「日産サニーの価格41万円に2.2万円足せば(43.2万円で)1100ccのカローラに乗れる」という意味の文面が見られます。つまり、大卒平均初任給の16.6倍もの価値があった事になります。 現在の大卒平均初任給は推測で20万ちょっとだと思われますので、現在のカローラ1500ccが150万程度の価格を表示しているのを考えると、高めに見積もっても大卒初任給の7.5倍ほどの価値しかありません。 相対的な価値としては、排気量が上がっているにも関わらず、当時の半分以下しかないことになります。 更に言うと、カローラ発売当初の1966年当時の大卒者と言うのは、現在の大卒者と比較するとずっと貴重な存在でした。 こうやって考えていくと、販売額自体で見ると価格が上がっているように見えますが、物価の変動を考えた自動車の相対的な価値としては、昔と比較すると現在はかなり下がって来ているのが分かります。 合理的に説明すると、こんな感じでしょうか。
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- yuuyu1
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こんばんわ #4で回答した者です。 ⇒新車価格が下がらないのはなぜ?という疑問です。 DVD Player :出始め20万円⇒今5000円 自動車:出始め50万円⇒今150万円 DVDの場合当初生産された初期タイプから見てコストパフォマンスが大幅に縮減される部品が使われるようになる(海外での生産等)、古い機種は、ダンピングをしても需要が無い(性能の良い、安い後発品に勝てない)。 自動車の場合ちょっと例題(出始め50万円⇒今150万円)の意味が飲み込めないのですが、新しい物は常に最新技術の搭載が要求される(安全装置、ナビシステム等)オプションにコストが掛かっても、ユーザーの期待にこたえないと売れない。見返りが価格に出てしまう。と言ったところでは、ないでしょうか。
お礼
再度の回答ありがとうございました。 まとめると *受注生産で在庫管理が容易。 *販売網が限られているので価格統制が容易 *中国、アジアなどで現在水準の製品がまだ作れないので激安くならない。 *主な材料費は、安定しているのでこれ以上、下げるのは難しい。 *物価を加味すれば、長いスパンではけっこう下がっている。 *性能、装備的に限界まで行ってないので、付加価値を付ける余地がある。 こんなところでしょうか。
- mn214
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全く新しい電化製品が登場すると、普及するにつれて徐々に価格が下がっていきますが、車も基本的には同じような傾向があるのではないでしょうか。 おそらく自動車が登場した頃はとんでもない高額な金額だった筈です。 例えば、トヨタの初代カローラは1100ccで約432,000円という価格で昭和41年(1966年)に発売されました。 当時の大学新卒の給料は約23,000円くらいのようです。 とすると、当時のカローラは大卒初任給の約19倍の価格ということになります。 これに対して現在のカローラは1500ccクラスで約150万円であり、現在の大卒初任給は約20万円くらいと考えられます。 とすると、現在のカローラは大卒初任給の約7.5倍の価格だと云えます。 自動車が登場して数10年を経て、現在では一般人にも既に普及しているために、ここ数年だけを考えると安くなっていないように思えますが、もっと長期間で考えると実際には非常に割安になっていると云えるのではないでしょうか。 また、ここ20年ほどの間に日本の車には、オートマ・エアコン・パワステ・CD・エアーバッグさらにはカーナビ等々、昔では注文仕様だった装備品が標準で当たり前のように付いています。 これで価格があまり高くなっていないというのは納得できませんか。
お礼
性能、装備的に限界まで行ってないので付加価値を付けて価格維持が出来る(物価を加味すれば、下がっているけど)ですね。 カーナビ、カーステなんかは、家電と同じで、どんどん下がってますから、自動車会社へ収めている下請け会社の努力で成り立っていると思います。 回答ありがとうございました。
- VW_golf
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半額にしたら倍売れるものでもないですからね。一人が何台も買うものではないし、売れる数量はそれほど増えないのなら価格を下げても意味がないと考えているのかも。 車は安全基準が厳しいですから家電のように数年で買い換えるから数年で壊れる程度の強度でもいいやという設計はできません。数年で買い換える人にとっては過剰品質でもやはり10年単位で安全性を保証しなければなりませんから安易な材料変更などによるコストダウンができません。その分、中古での買い取り価格も安定していますので、所有者にもそれなりに恩恵はあると思います。 家電でも冷蔵庫とか洗濯機とかいわゆる白物家電というか、家事に必要な家電はあまり値下がりしていないと思いませんか。 下がるのはパソコンや液晶テレビなど最新のICを多く搭載したもの。 部品の中で、このICなどの電子部品が占める比率が大きく影響しているのだと思います。 ところが自動車は鉄やガラスなどの塊です。電子部品のように値崩れはしないので安くは手に入らないが、資源としては豊富なので価格は安定している。そんな原料で作られた部品が重量比率では大半を占めるのです。重量単価で見ると自動車は家電よりずっと安いんですよ。 自動車はたとえば100万円の車が1トンとして、1グラム当たり1円です。 パソコンはノートパソコンだと大体軽量のもので1500グラム。15万円として1グラムあたり100円もします。グラムあたりではパソコンのほうが100倍も高い。車並みに安くなれば1500円になってもいいのに。と感じませんか。
お礼
材料の値段が安定しているから、自動車の値段も安定しているということですね。 回答ありがとうございました。
- shinkun0114
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●デジタル家電 「家電に比べて、自動車が」とのことですが、値段が大幅に下がるのは、 単なる家電ではなく、デジタル家電ではないでしょうか。 ムーアの法則ってありますよね。 集積回路のトランジスタ数が、18~24ヶ月ごとに倍になる。 つまり技術の成長する速度が速く、スペックが時期を待たずに向上し、 それにともなって同一の性能のものはコストが下がっていくという形です。 デジタル家電はまさにこれに相当します。 また、携帯電話やプリンタのように、販売価格を抑えて、 使用料金や消耗品で稼ぐという形態が多いことも影響しているでしょう。 一方、従来で成熟している市場は#4さんがお答えのように、 価格は安定しています。これは自動車も同じでしょう。 ●自動車は原則注文生産 家電の場合は、古い製品をバーゲン価格で売ることがありますが、 自動車は原則として注文生産です。 古い在庫を抱える必要が基本的にありません。 即納の場合もありますが、これは販売会社が売れることを見越して、 前もって注文をかけているだけです。 型が古く売れるとも思えない車をバンバン作ることはないんですね。
お礼
確かに、半導体の集積度は、デジ家電のコストダウンに影響ありますね。 自動車は、まだ、技術的に誰にでも作れるものではない、性能向上の余地があるのが高値安定の原因のような気がします。 中国ガンバレ。 回答ありがとうございました。
定価は同じでも 値引き額が多くなってきます モデルチェンジされた直後は値引きも無いくらいです
お礼
回答ありがとうございました。
- yuuyu1
- ベストアンサー率17% (177/1003)
まず、商品は新しいものが出れば、古いものはワンランク安くなります。当然安くしなければ、在庫として売れ残ってしまうからです。家電製品のサイクルは、1年に2回以上新製品と入れ替わりがあります(PCに関しては年4回)また車については、新車発表からある程度市場動向を見据えながら、モデルチェンジ、マイナーチェンジ等ユーザーに飽きられないようしています。自動車も年4回モデルチェンジしたら1年で4っつ前の中古車になってしまいます。顧客もそんなディーラの車買おうとしないと思います。 >自動車は、一般に使用され始めてから何十年にもなりますが、かえって値段は上がっていますよね・・・ 限定販売車、受注生産車等、プレミアの付く車は、それ相当の理由があります。一般の自動車だったら通常6年で0査定でしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 >自動車は、一般に使用され始めてから何十年にもなりますが、かえって値段は上がっていますよね・・・ 限定販売車、受注生産車等、プレミアの付く車は、それ相当の理由があります。一般の自動車だったら通常6年で0査定でしょう。 ⇒新車価格が下がらないのはなぜ?という疑問です。 DVD Player :出始め20万円⇒今5000円 自動車:出始め50万円⇒今150万円 とか。
- mayan99
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理由はいろいろあると思います 1 成熟商品で既に量産効果を価格に反映している ※例えば冷蔵庫や洗濯機などは価格は安定しています。 2 量産効果が出ているので、製造コストは十分に下がっている。 メーカーでも製造コストを下げるよう頑張っていますが 限度があります。 永久に同じ車種しか作らないのでしたら下げれるかもしれません。 3 新車が出ると、旧タイプは多少は値引きします。 4 メーカーが生産調整していますし、安い中国製の車もありません。 50万円の安価な中国製車があると国産車も安くなるかもしれませ んが、ありませんし関税が高いので無理でしょうね。 米国では、安い日本車が米国メーカーを苦しめていますが 日本メーカーを脅かす海外メーカーはいないということですね。 その点、パソコン、家電製品とは違いますね。
お礼
やっぱり、中国製がカギですよね。 最近、中国でも自国ブランドの車の生産が盛んになりつつあるようですね。 デザインは、ほとんど日本車こコピーのようですが。 米国のクラッシュテストで初めて0点をとったのが中国製のRVというニュース画像を見た事があります。(パソコンや、Tシャツなら人は殺せませんけど。。。) でも、そのうち技術的な問題がクリアされれば、中国車での価格破壊が起きるのでしょうか??
- poponponpo
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おそらく使用方法を法律で制限されているからではないでしょうか? 一般道60Km/h 高速道100Km/h以上では走ることができませんから、昔の車でも充分使うことができます。 家電製品やPCのように性能の全てを使うことができないことと、業界があまり値下げをしないことが原因だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- mumumu121
- ベストアンサー率27% (5/18)
自動車販売関連者じゃないのである程度の想像込みではつ、合理的にはならないかも。 ・卸値が一定 ・販売店が限られている ・受注生産 家電は卸値がメーカ希望小売価格?よりかなり低いところであり、他社・他小売店が値を下げればひきづられて安くしないと売れない状況に陥ります。 でも自動車って、売ってるところはディーラーだけだし、車種も家電に比べれば少ないし。 そういう意味では、車の値段は自動車販売ディーラーに抑えられているという感じでしょうか。
お礼
即の回答ありがとうございました。 確かに販売店が限られてますよね。 通販とか、ディスカウントショップでも扱って安くしてほしいものです。
お礼
こうして、物価も考慮すると自動車価格も下がっているのですね。 デジ家電の下がり方が急激なので自動車の方は、下がっているようには見えませんでした。 回答ありがとうございました。