私も人材紹介会社を通じて人材を確保していますが、
紹介会社を使うメリットはかなりありますよ。
朝日新聞など中央紙に求人を載せる場合、最低でも4~50万の掲載料が必要です。
それに対し、紹介会社の場合、紹介のみなら何人でも無料で紹介していただけます。
最終的に採用が決まった段階で、その人材の年俸額の1割程度を紹介料として
紹介会社に支払う事になるのですが、
新聞にお金をかけて求人を掲載し、結果的に応募者全員NGということになってしまうと
求人の掲載料が無駄になってしまいます。
人材紹介会社の場合、採用できなかったとしてもコストはかかりません。
また、公募だと断片的な条件しか掲載できないことや、
少しでもリーチを拡げようとするあまり詳細な条件を書き込めないということで、
「ズバリ」の人材が応募してくる可能性が測れないことです。
以前私も新聞に求人を掲載したことがあるのですが、
何100通もの応募の中で実際に面接に至った人材はたったの3人でした。
これはどういう人材を求めるかにもよりますが、私の場合は専門スキルを有していることが条件でした。
普通の一般事務職ならまた違うかと思いますが。
更に、紹介会社を起用する最大のメリットですが、
求人広告では「男性に限る」といった性別の指定が一切記載できないことに対し、
紹介会社ならそれが可能であることです。
仕事柄、どうしても女性がいいとか男性がいいといった場合、紹介会社のほうが有利です。
ご質問文の件については、人材紹介会社がどうこうというより、
・その人材紹介会社の営業の対応がずさん
・質問者様の会社側が、希望する人材を明確に伝えていない
という理由が考えられます。
年俸800万に見合っていない人材のレジュメが届いたとのことですが、
多分その紹介会社はその条件に見合った人材を保有していない可能性もあります。
今一度、本当にこの紹介会社でいいのかを見直し、
もっと専門性の高いスタッフを有している紹介会社を探すべきでしょう。
紹介会社は本当に「使いよう」だと思います。
私なら、紹介会社が的外れな履歴書を送ってよこしてきたとしても、
その中に的確なものが希望の数量あればまあよしとしますけど。
NGの履歴書ははねればいいだけの話ですので。