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ライトノベルと一般文庫の明確な違い
ライトノベルと一般文学小説との明確な違いというものは何だと思いますか? ラノベといいますと、もちろん出版社とか、イラストがある、といった特徴があるのだとは思いますが、文章としての明確な違いというものがよくわかりません。 例えば、講談社による、奈須きのこさんの「空の境界」が、ラノベか否か、ということがいろいろ論議されているように、その区別が曖昧な作品もあるのだと思います。ちなみに私は、彼の作品は一般としても全然通じるレベルだとは思っています。かなりクセは強いとは思いますが。あの発想力は天才が為せる業だと思っているので。 どんどん、意見をお願いします!
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20代以上を意識しているか、10代を意識しているかの違いに過ぎないと思います。 文章だけならラノベに分類されるレーベルで出ているものでも充分に一般向けの作品が存在していますし、「表現が易しすぎる」「主人公の年齢が若い」等でカテゴライズするのは難しいのではないでしょうか。 最近、講談社ホワイトハート文庫から出ていた作品が講談社文庫から出版し直されています。 10代向けのレーベルから出ているものが一般向けのレーベルに移動している時点でボーダーレスだと思いますね。 確かにラノベは10代向けを意識した作りが多いため、共感しやすい年齢の登場人物が多いです。 が、そればかりではなく女軍曹だったり、心理分析官、アナリスト、ノンキャリア刑事、舞妓、医者など扱っている舞台や年齢、性別、性格は様々です。 必ず「コレ」というものがなければならないわけではないです。 なので特別意識はしたことがありません。 本を読んでみたい、という人には抵抗のあまりないラノベのレーベルを勧めてはいますが。
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- kotonaga
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前回投稿してから思い付いたのですが、文章としては体言止めの多用と頻繁な改行が上げられます。 私が愚考するに、漫画的なテンポ(読書スピード)で物語りを展開させるため、漫画一コマを数行で表そうとして、こうなっていると思われます。
- kotonaga
- ベストアンサー率19% (22/114)
ライトノベルが、まだジュブナイルとかヤングアダルトとか言われていた頃から読んでますが、初期の物は、ファンタジー系の冒険物もしくはSFなどが多かった気がします。その後も「少年・少女漫画的な設定の作品に漫画風挿絵を付けた物」が大体でしたが、現在はハッキリ言ってボーダレスです。 文章的な差異はあまりないと考えます。例えば「吉本ばなな」や「桜井亜美」の作品や有名児童文学にラノベ風挿絵を付ければ多分ラノベとして受け入れられると思います。 それに直木賞を取った村山由佳は少年ジャンプ系のラノベ書きでしたし、図書館戦争の有川浩や桜庭一樹もラノベ出身で作風も余り変わってません。 なので、今はライトノベルがあたらしい何かになるための過渡期で、生命の進化で言えばカンブリア紀に相当します。 コレがライトノベルだと定義付けがされるのは数年後の事になるでしょう。 ちなみにラノベなんか著名作品に及ばないという意見もありますが、それは現在においては通用しません。上記の図書館戦争が本の雑誌ランキングで1位になった例もあるし、国内外の著名作品を読ん感想としては、重厚なのは認めますが、全然感銘を覚えませんでした、川端康成は変態ぽいし、海外作品はなんかきちっと翻訳する事に徹しすぎて文章が固まってしまっていて、下手なラノベに劣る物はいくつもあります。
- ayumu0102
- ベストアンサー率19% (29/151)
私の独断と偏見に満ちた考えですが… ・対象年齢が小中高生向けだからか、文章が少々稚拙(というよりもわかりやすい、難しい言葉使いが少ない ・内容はファンタジー、学園、SFなど非現実的なものや恋愛物が多い ・挿絵がイラスト ・内容以外に「キャラ」も売りの1つなイメージ(よく「キャラゲー」というゲームがありますが、その小説版のような感じ) 以前、どこかで「ライトノベル1000冊読んでも著名作品には及ばない」という言葉を聞いたことがありますが、なんだか妙に納得したことがあります あまり参考にならず申し訳ないです
- headfon
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これは僕の勝手な偏見ですが、ライトノベルには条件として ・主人公が中高生~大学生(短大含) ・その主人公の大半が凡人。もしくはは凡人なのに他人とは違う特殊な能力を有する。 ・ヒロインまたはサブキャラクターに必ず同年代の女性が登場する。 ・上記のキャラの中にツンデレが必要不可欠 ・現実と非現実的なことが織り交ざる ・絶対にヤらない ・・・などといったオタク心をくすぐる要素がどのジャンルにも絶対あり、出版社+挿絵のイラストが萌画だとライトノベルだとぼくは思っています。 ちなみにオススメのライトノベルは、[F]、[シリアスレイジ]、[レジンキャストミルク]、[断章のグリム]、[キーリ]、[シャナ] です
- shiofei
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ライトノベルというのは、軽く読めるエンタテインメント小説で、読者は主に10代から20代の若者を対象にされていると思います。漫画っぽいイラストをつけて、小説の世界をイメージしやすく配慮されているものが多いですよね。 登場する主人公も10代の少年少女がほとんどで、内容はファンタジーやSFや学園物がきわめて多いですよね。 文章表現力や発想力自体は作家の力量や個性によるものなので、ライトノベルと一般文庫とに明確な違いは無いと思いますが、内容および対象年齢で両者は区別できると思います。
奈須きのこさんと同じ講談社ノベルズ畑の森博嗣先生のブログ4月5日にライトノベルに関する氏の考えが書いてあります。 http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/04/05/index.php