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活性炭を作る際の薬品賦活について

今、大学の実験で活性炭を作ろうとしているんですが 活性炭を作るにあたって薬品賦活法という方法でやろうとしています。 少しだけ実験を面白くしようと考え、薬品を変えようと思い、 どんな薬品が賦活に最適か考えています。 調べたところ、日本では塩化亜鉛、外国ではリン酸が一般的に 使用されているようなのですが、なぜこれらの薬品が 主に使われているんでしょうか? 脱水、酸化および侵食する薬剤であればその何でもいいのでは? と思うのですが何か他に利点があるのでしょうか? もし、お詳しい方がいらっしゃったら 回答宜しくお願い致します。

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  • r-takepi
  • ベストアンサー率40% (97/240)
回答No.1

塩化亜鉛、リン酸が一般的に使用されている理由としては、  (1)工業的に扱いやすい、  (2)安価(薬品賦活としては)  (3)得られる細孔が用途に適している の3点から来ています。 そもそも活性炭は吸着剤ですので、被吸着物質にたいしてどれだけ有効な細孔を持つか、で性能が決まってきます。ですので、脱水、酸化、浸食する薬剤でも、被吸着物質に対し有効な細孔が得られなければ、工業用途として意味をなさなくなります。  ただ、質問者様は大学生ですので、いろいろとチャレンジされてみると良いです。ご理解の通り脱水、酸化、浸食する薬剤で有れば水蒸気賦活と異なった細孔が形成されると言う意味で何でも良いです。 添加する金属や酸によって、形成される細孔も異なります。その差を考察し、さらにどんな用途に適しているかを調べる事で、立派なレポートとなるでしょう。実験頑張ってください。

flowerasw
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございました。 非常に参考になりました。

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