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波動関数とローレンツ変換

波動関数はローレンツ変換に対して不変なのは自明なのしょうか。クラインゴルドン方程式からそうだといえばそうですが、いまいち納得できません。

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  • masudaya
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回答No.2

あまり,詳しくないですが, (1)この場合は相対論の効果を無視できる時だけなのでは,運動状態で異なるかどうかは,クラインゴールドンやディラック方程式の波動関数が観測者の運動状態でどうなるか確認すればいいのではないでしょうか. (2)ディラック方程式は,電子などの記述に用いられます.4つ解が出ますが,2つは上向き下向きのスピンを表しています.もう2組はエネルギーが負になるので,無視をするか,ディラックの空孔理論では,負のエネルギーの電子で充満していて,エネルギーによって励起されて電子が飛び出す,この際穴が空くが,これが陽電子であることになっています.

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 (1)シュレディンガーはそもそも相対論の効果が無視できる場合なので、 そのとうりですね。 (2)シュレディンガーでは出てこない項が、負のエネルギーに対応しているのですね。

その他の回答 (1)

  • ojisan7
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回答No.1

波動関数と一口に言っても、シュレディンガー方程式を満たす波動関数と、クラインゴルドン方程式を満たす波動関数は違います。シュレディンガー波動関数はローレンツ変換に対して不変ではありませんね。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やっぱりシュレディンガー方程式では異なるのですね。いくつか疑問があるのですが、 (1)それでは、存在確率は観測者の運動状態によって異なるということでしょうか。 (2)ディラック方程式には波動関数が4組あらわれますが、シュレディンガー方程式ではひとつです。ではディラック方程式ののこりの三つの波動関数はどうなるのでしょうか。 返答お願いします。