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場の理論でカイラル対称性は要請されるのか?
場の理論でカイラル対称性は要請されるのでしょうか? スタンダードモデルでは、ゲージ対称性からフェルミオンの質量項が禁止されるが、 「higgsとfermionの相互作用の項」があるために、対称性が自発的に破れるとfermionが質量を獲得するというストーリですよね。 この「higgsとfermionの相互作用の項」はカイラル対称性に反すると思うのですが。。。結局カイラル対称性は理論に要請しないということでしょうか?
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>結局カイラル対称性は理論に要請しないということでしょうか おおむねその解釈で○
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- grothendieck
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回答No.2
「ゲージ対称性からフェルミオンの質量項が禁止されるが、 「higgsとfermionの相互作用の項」があるために、対称性が自発的に破れるとfermionが質量を獲得する」のではありません。ゲージ対称性から禁止されるのはゲージボゾンの質量項です。対称性が自発的に破れると質量を獲得するのもゲージボゾンです。通常のHiggs場とfermionのYukawa couplingはカイラル不変な形になっていませんが、擬スカラー型の相互作用ψ†γ5ψΦ を採ればカイラル不変な「higgsとfermionの相互作用の項」も作れると思います。自発的対称性の破れが起こるのは電弱相互作用のsectorでカイラル対称性は強い相互作用のsectorの対称性なのでカイラル不変なHiggsとfermionの相互作用の項は考えないのではないでしょうか。