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卵巣ホルモンについて・・(無月経)
無月経のため婦人科に先日行きました。。 エコーと血液検査をして、下垂体のホルモン?の数値には異常がないが卵巣ホルモンの数値が低いということで、プロベラという生理を促す薬を処方されました。そして、この薬を飲んでももし生理が来なかった場合は治療が難しくなるかもしれない、と最後に一言いわれました。。 まずはこのお薬を飲んでみるしかないのですが、最後の一言でとても心配になっています。先生に生理が来ないという意味ですか?と聞いたところ、そういうわけではないのですが・・と歯切れの悪い答えしか返ってきませんでした。とりあえず薬を飲んでからと。(それはそうかもしれませんが) もしこの薬を飲んでも生理が来なかった場合、閉経になるという意味なのでしょうか?ご存知の方、経験のある方など、もし宜しければ何かコメントをお願いいたします。
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こんにちは。 まず、「卵巣ホルモン」ではなく「卵胞ホルモン」です。 それから、女性の正常な生理周期について少しお話しますね。 生理が始まると脳から卵巣に向けて命令が出されます。すると卵巣では次の排卵のために卵胞が育ち始めます。この卵胞(卵子の入った袋)から分泌されるのが「卵胞ホルモン」です。また、この卵胞ホルモンは生理の経血のモトである子宮内膜も厚くする作用があります。次第に育ってきた卵胞が20mm前後になると卵胞ホルモンの分泌もピークになり内膜も10mm以上になります。 排卵すると、排卵後の卵胞から今度は黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンは子宮内膜に働いて、受精卵を着床しやすい性質に変化させ2週間に渡って安定して保ちます。排卵から2週間後、受精卵が着床していないと黄体の寿命が尽き、子宮内膜を安定して保っていた黄体ホルモンの分泌がなくなると子宮内膜は剥がれ落ちて体外に出ます。これが生理です。 以上のような機序から、排卵があって妊娠していなければ2週間後に必ず生理は来ます。つまり無月経=無排卵ということです。 ここまではよろしいでしょうか? さて。「排卵していない(無排卵)ということは、黄体ホルモンの分泌がない状態である」というのはお解りになるでしょうか。黄体ホルモンは、排卵後の卵胞から分泌されるものだからですね。質問者さんは無月経=無排卵なので、少なくとも「黄体ホルモンが分泌されていない状態である」ことは間違いありません。 プロベラは黄体ホルモン剤です。もしも卵胞ホルモンが少しは分泌されていて、子宮内膜が少しは厚くなっていて経血のモトが少しはあることになりますね?そこに黄体ホルモン剤を投与すると、身体の中に「排卵後」の状態が再現できます。その状態を一定期間続けた後に黄体ホルモン剤を止める(身体の中からなくなる)と、排卵から2週間経って妊娠していない場合に黄体ホルモンの分泌が終わった時と同じように子宮内膜を剥がして出血させることができます。 しかし、もしも卵胞ホルモンがほとんど分泌されていなくて、経血のモトになる子宮内膜もほとんど厚みがないような場合には、黄体ホルモン剤を投与しても出血が起こりません。 つまり、無月経にも「卵胞ホルモンの分泌がある無月経」と、「卵胞ホルモンの分泌がほとんどない無月経」の二種類あるわけです。前者は脳からの命令に卵巣が少しは反応していますが、後者は卵巣が反応していません。その意味で後者の無月経の方が重症なので「第二度無月経」と言います。 というわけで、いまプロベラを処方された意味は、質問者さんの無月経が軽症か重症か、卵巣が反応しているかしていないかを見極めるためのものです。 プロベラを飲んで出血が起こらなかったら、それが即閉経かというと、そうではないですよ(閉経なら、脳からの命令ホルモンの数値も異常に高いです)。ただし、排卵を回復させるのにはかなり時間がかかることが多いですし、それでも排卵が回復しなければ、妊娠したい時に誘発剤の注射をしなければならないことも多いです。
- sodenosita
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その無月経は今まではあったものがなくなったのか、今までに一度も月経が来たことがないのか、どちらでしょうか。 無月経の原因がホルモンの影響のようですから、今回の薬で、ホルモンバランスがリセットされても、もとに戻らないのであれば、卵巣がホルモンを作ろうとしないことが原因と考えられるので、主治医の発言になったのではないでしょうか。
お礼
コメントありがとうございます。 もともとかなり不順ではありますが、生理は来ていました。 卵巣がホルモンを作ろうとしないですか。。 まだ昨日の夜から薬を飲んでいるので、もうしばらく様子をみるしかないようです。。