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(農村の昔の儀式?)「蛭の口焼き」、「蚊の口焼き」とは
以下は柳田國男著「年男」からの抜粋です。 それから十五日を中心とした色々の儀式、例えば胡桃焼きの年占でも、蛭の口焼、蚊の口焼き、鳥追ムグラ打ち、なるかならぬかなろうと申しますに至るまで、何人が行うも随意というものは一つも無かった。 ここに述べられている儀式のうち「蛭の口焼き」、「蚊の口焼き」とは、どんな行事かを知りたいです。詳細ではなく国語辞典程度の簡潔な説明でも十分ですし、これについて記した書籍の紹介でも結構です。 宜しくお願いします。 (質問人注 1十五日とは小正月のことです。 2 ここに述べられている儀式は何人が行うも随意ではなく、年男の役割が重要なのだそうです。 3 今は全く廃れてしまったり、形を変えて子供の遊びとして残っている程度なのかもしれません(「どんと焼き」のように)。 4 農作業の邪魔になる「ヒル」や「カ」など害虫一般を退治したいとの願望からくる儀式のようです。)
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- Reffy
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私は基本的に2chは好みませんが、時々とてもまじめなスレッドに出会うことがあるので、調べ物では使います。↓にはちょっと興味深いスレがありましたのでご参考になれば幸いです。 蛭にせよ蚊にせよ昔の害虫なのでそれらが発生しないように、害虫駆除の願いをこめた炊きものだったようです。 少し古い本なので、今手に入るかわかりませんが、 山川出版社 発行の 「図説 民族探訪事典」 1983年 1800円 は図説満載で結構おもしろい資料だと思います。今回のことはあまり詳しく載っていませんでしたけれど…。
お礼
ご返事、有り難うございます。 ご紹介下さった参考URLのNo.435のレスに[ 虫の口焼き]というキーワードがあって、これに助けられました。「蛭」や「蚊」と限定しないで「虫の口焼き」で検索すると、それなりにヒットするのが分かりました。とっかかりが得られたので、この先は芋蔓式に知りたいだけ知ることが出来そうです。各サイトを通覧する限り節分に合流している所が多うそうですね。 ご紹介下さった「図説 民族探訪事典」 は隣の市の図書館にあるのが判りましたので閲覧しておきます。 余談ながら2chにも良いところがあって、尻尾を切ることがあるらしい点を除けば一切の編集をせず投稿者の責に帰しているのは見上げた根性だと思います。この点は、商売に利用するのだけが目的で、管理に名を借り編集権を乱用するマスコミにはない絶対善だと思います。 またの機会にも宜しくお願いします。
お礼
あ、そうですね。これですね。 京都では、どんど焼きに吸収されていたのですね。 人前に出るとき、人という字を書いて呑み込むマネをして落ち着こうという者がいるそうですから、これは「人の口焼き」でしょうか。 有り難うございました。またの機会にも宜しくお願いします。 本日24時までに何方からも新たな寄稿がないときは質問人の都合のよいときに締め切ります。