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京急の連結時の接続について
京浜急行で、車両同士を連結する時にブレーキやアナウンスの制御など前の車両と後ろの車両ではどの様に繋がっているのでしょうか? 東海道などは連結の時に車両同士の配線接続の作業があるため、5分以上待たされる事があったのですが京急の場合は接続後、すぐ発車します。
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こんばんは。鉄道会社で乗務員をしております。 京急の連結器は“廻り子式連結器”で、連結器本体下に電気連結器があります。普段はカバーが掛かっているのですが、連結の際、ピンで相手の受け手を押す事によってカバーが開き、電気線の端子が出て接続する仕組みになっています。 これは他社の車両でも廻り子式連結器を使用してる会社線では同じで、小田急・東武なども同様です。 では、なぜ、京急の場合連結作業が早いのかというと、 ○ 列車の運行する上で、“一閉塞1列車”の原則があり、連結の際は“誘導信号機”の指示で時速15キロ以下で閉塞内方に進行します。その距離が他社より短い。 ・・・・上記、工夫があります。 この誘導信号機は、場内信号機が停止現示で、誘導する列車が停止したのを確認して初めて出せるものです。 具体的に京急の場合、上り快特の併合時、八景→文庫で後部4両が副本線走行時に、前8両が主本線を使って追い抜きます。 通常、他社だと駅の場内信号機で停止現示、その手前の閉塞信号機は減速→注意と速度を落とさざるを得ない為、連結にいたるまで時間が掛かります。 しかし、このように、併合車を副本線を使い文庫駅場内信号機ギリギリまで持ってくることにより、他社より時間短縮が可能になっています。 川崎駅での併合も、併合車を蒲田駅を先に出し、川崎駅の引き上げ線に納め、前の8両を退避させる事により、誘導信号機による移動の距離を短くする事によって、併合時間を短縮しています。
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- こげ まぐろ(@koge-magu)
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No.4です。 アドバイスなりますが、併合のある駅(川崎や文庫が分かりやすい)の信号機に注目してみてください。 文庫駅の上りだと「第三場内信号機」が丁度、併合位置の久里浜寄りに数メートル移動した位置に、 川崎駅の下りですと「入換信号機」が同じく併合位置の品川寄りにあります。 これらの信号機下には必ず誘導信号機が建植してあり、分かりやすいかと思います。 その誘導信号機の内方(併合する相手のクルマの居る方)へは、時速15キロ以下での進入になります。 その距離の差が、併合時間の短さの秘密になりますよ。
- ultraCS
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京急の場合、密着連結器を使っているため、ブレーキのエアホースも連結器内にあり、自動で引き通しが行われます。 また、電気系統は、密着連結器の下に電気連結器があり、電気系統も同時に引き通されるようになっています。 Wikiの中にあるトムリンソン式密着連結器の下にあるのが電気連結器です。これは営団300系のようですが、京急(柴田式)も同じようなのがついています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/連結器 そうでない場合は、連結手がブレーキ管やジャンパ線を結合します。
お礼
京急では柴田式なんですね。ありがとうございます。
- FEX2053
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頻繁に連結・解放を行う電車は、#1さんの示したurlにあるような、 電気連結器を併設している場合が多いです。 例えば、新幹線の「つばさ」「こまち」がそうですし、京急に近い 例では小田急や京王がそうです。また中央線の201系/233系もそう。 配線の接続が必要な電車は、古いか、さもなくば、通常そういった 連結解放がない電車です。電気連結器は、装備する方もそれなりの 機能を持ってないと採用できませんので、頻繁に連結解放をしない 電車では採用しない場合もありますから。
お礼
確かに、東海道線などは古い車両が多いので時間がかかってたのでしょうね。ありがとうございます。
- pooh0206
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推測ですいませんが、京急の連結器は電気連結器を備えているため、配線接続をする必要がないのでは。
お礼
wikipediaで京浜急行の方は調べたのですが電気連結器までは調べてませんでした。ありがとうございます。
お礼
勉強になりました。 羽田から横浜方面に行った時に、川崎の手前で待たされ、その間に8両の電車に追い抜かれて損した気分になったことがあります。 でも、これは時間短縮の為だったんですね。 ありがとうございます。