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オートチョークとエア吸気口
以前、質問させてもらったものです。 オートチョークの故障かどうかの判断で、エア吸気口を手で押さえると良いとあり、実行してみましたが、逆にかかりにくくなりました。 手をよけると回転数が上がる感じです。これはオートチョークの問題でないということでしょうか? 暖かくなってきたので、今は一発始動していますが、3月中ごろは5~10分程エンジンがかかりませんでした。
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以前の質問も拝見しました。 バイクはジョグ(3KJ)とのことですが、スクーターのオートチョークは いわゆる「チョーク」(空気量を絞ることで相対的にガソリンの割合を増やし始動し易くする) ではなく、 正確には「スターター」(ガソリンと空気の両方を増量して始動し易くする) と呼ばれるものを採用しています。 両者は一般的な総称で「チョーク」と呼ばれていますが、機構(中身)は別物です。 >オートチョークの故障かどうかの判断で、エア吸気口を手で押さえると良いとあり、 実行してみましたが、逆にかかりにくくなりました。 これは擬似的に「チョーク(空気量を絞る)状態」にすることで良否を判断する意図と思われます。 ところが、「4サイクルエンジン」なら吸入負圧が高いため、この方法が使えるのですが、 ジョグも含めて「2サイクルエンジン」は吸入負圧が低いため、この方法ではエンジンがかかりません。 2サイクルのジョグが「チョーク」ではなく「スターター」を採用しているのも同じ理由からです。 「ウチのバイクは2サイクルだがチョークと書かれたノブがある」と言う方がいるかも知れませんが、 実際の中身は上記の理由により「スターター」のはずです。(一例としてNSR250Rが該当) よって残念ですが、2サイクルのオートチョークの良否判定は今回の方法ではわかりません。 スクーターのオートチョークは、温度変化で自動(オート)開閉するバイメタルの作用で ガソリン量と空気量を増量させて、始動し易くする構造であったと記憶します。 冷間時の始動不良は、このバイメタルが上手く開閉していない場合が考えられますが、 構造上オートチョークの修理は不可(修理は交換となる)ですし、 良否判断も一般ユーザーには難しいです。 私もスクーターのオートチョークが故障した経験があります。 (まもなく手放したため、結局交換しませんでしたが) 過去の質問を読む限り、やはりオートチョークがあやしいように思いますが、 まだまだ乗るバイクであれば、少なくとも買い換えるよりは安いハズなので、 素直にオートチョーク一式を交換してしまったほうが得策かも知れません。
お礼
ありがとうございます。 2STでは、判断できないと言うことがわかったことで、逆に修理の可能性が出てきたので、ちょっと安心できました。