- ベストアンサー
認知症の診断にMRIは有効?
80歳を過ぎた1人暮らしの叔母が、認知症と疑いたくなる症状 (「お金を盗まれた」「物忘れが多い」)がでてきました。 はたして、本当に認知症の症状なのか、MRI診断をすすめてるのですが MRIは認知症の診断に有効なのでしょうか? ちなみに血圧が高めで、降圧剤ではなく「脳の血流を良くするカリクロモンS」と 「抗不安薬のソナコン2」を服用してる事がわかりました。 なお、通院先にはMRI画像診断装置がありません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
認知症の診断は症状や長谷川式などと呼ばれる問診を主とした検査でなされます。 MRIなどを行う意義はその認知症の原因の特定が目的となります。血管性(脳梗塞などによるもの)やアルツハイマー型やび慢性レビー小体型などを特定し、それらに対する治療を行っていくことになります。 MRIのみでなく、脳血流シンチグラフィ(SPECT)を併用することになります。 主治医と相談して、検査を受けるなら、設備のあるところに紹介してもらうことになりますね。
その他の回答 (1)
- kamekame58
- ベストアンサー率52% (76/144)
概ね、No.1の方のご意見で良いと思いますが、補足します。 MRIがなくてもCTがあれば、認知症の診断は概ね可能です。 画像診断の最大の目的は、萎縮の有無を確認すること&治療可能な認知症を見逃さないことです。 慢性硬膜下血腫、特発性正常圧水頭症は、手術によって治癒可能な認知症です。これらを見逃さないためにも、一度はCTあるいはMRIなどの断層撮影を行う必要があります。 萎縮の有無は、CTで概ね判断が可能ですが、軽度の萎縮で判断に迷うようなケースでは、MRIのVSRADという手法で判断すれば、より正確に判断できます。 ですから、MRIがあってもVSRADが不可能というケース(医療機関)もありますから、そうするとCTでの診断と大差がなくなります。 ごく初期の認知症では、萎縮の存在の確認がMRIでも困難なケースがあります。そういったケースの場合には、脳血流検査(SPECT)が診断の大きな武器になります。 ある程度進行して典型的な症状が出現している場合には、MRI(VSRAD)やSPECTなどのデータはなくとも、CTと記憶力検査(長谷川式など)で充分に診断可能です。
お礼
専門的な回答ありがとうございました。 CTでも認知症の診断は概ね可能ですか。 私もCTとMRIの検査を受けた経験がありますが、MRIは音がうるさいのと 金属身につけ禁止という違い位しかわかりませんでした。 認知症がごく軽度の場合は、通常のMRIではなくMRIのVSRADという手法で判断するのですね? ところで、脳血流検査(SPECT)はMRI診断の一種ではないのですか? 進行した認知症ならMRI診断をするまでもなく、CTと記憶力検査(長谷川式など)で 充分に診断可能という意味でしょうか? CT検査とMRI検査ではどちらが診断料は高額なのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなりすみません。 認知症の診断はまずは、症状や長谷川式等の問診を主とした検査で行われるのですね。 MRIは、例えば脳梗塞によるものなのか、アルツハイマー型もしくは び慢性レビー小体型によるものなのか、特定する時に使用するのですね。