- ベストアンサー
アナライズについての質問
- よくある進行の中で、♭IVm7の役割とIVm7から♭IVm7への進行について分かりません。この進行はただ単にII-Vのためのものなのかどうか疑問です。
- 名曲「Spain」のアレンジされた譜面で、IIm7→III7の進行が理解できません。この部分について教えてください。
- アナライズに関する2つの質問があります。1つ目はよくある進行の中で、♭IVm7の役割とIVm7から♭IVm7への進行が分かりません。2つ目は名曲「Spain」のアレンジ譜面で、IIm7→III7の進行が理解できません。どなたか教えていただけると助かります。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
2、 間違えました。考えるとこれはメジャーじゃなくてマイナーキーです。 なので解釈がちょっと変わります。 IIm7→III7 ではなくてマイナーキーで IVm7→V7 です。うっかり勘違いしました、すみません。 仮にAmで話を進めますと。 Dm7はIVm7 E7はV7です。 次にトニックであるAmに戻らないでサブトミのFM(IVM7)に行きます。マイナーでよく見られるごく普通の進行です。 同種短調は同主短調の間違いで、しかもこの場合「同主短調」ではなく「平行調」の間違いでした。つまりFM7は最初からトニック系として存在しています。 で、マイナーキーの場合の解釈はおっしゃる通り マイナーキーの場合(Aマイナーキー): トニック-Am7、CM7、FM7 サブドミ-Bm7-5、Dm7 ドミナント-Em7(E7)、G7 で正解だと思います。 FM7はinCでは4度の和音でサブドミですがマイナーキーでは6度の和音でトニック系です。基本的にはメジャーと同じ様に主音からの度数でその機能を考えれば良いです。 マイナーの場合,他にサブドミグループにD7、Bm7なども含まれ場合があります。マイナーキーはスケールが3種類存在するのでそうなります。
その他の回答 (1)
- ymrs
- ベストアンサー率59% (121/203)
1. VM7→IVm7→♭IVm7→VI7→IIm7→V7→IM7 正しくは下記の様に書きます。 IVM7→IVm7→IIIm7→VI7(VIm7)→IIm7→V7→IM7 つまり♭IVm7は4のフラットしたものではなく三度の和音IIIm7です。 IIIm7は所属としてはトニック系ですからとても理にかなった進行です。 つまり S→S→T→T→S→D→T というケーデンスです。 2. パッパラパララパーララパーララーの直後の事ですか? IIm7 III7 ジャージャッジャー ジャージャッジャーですよね? (分かりにくくてすみません) これはその後の ファーソーラーシードーレードレドシー(inC) の IVM7→III7→IVM7→III7 のフレーズIVM7へのセカンダリードミナントです。 メジャーにおける3度のドミナントは次にIVMやVIm7に進行する事が多い。 同種短調VIm7のトニックに見立てている訳です。 つまりVIm7に向かってSDTと進行するを見せかけてIVMに行くと言う、わりとありふれた進行です。
補足
早速の回答ありがとうございます!! とても分かりやすい説明で助かりました。 1、そうですね!!♭IVmじゃなくてIIImですね!! なんで気づかなかったんだろう。ありがとうございます。 2、なるほどー!これはいわゆるAmキーで言うところのE7ですよね。とてもよく分かりました。 VImをトニックにして、さらにそのマイナーキーでのトニックグループであるVIM7と考えていいのですね? 非常に納得できたのですが、ここで新たな疑問が生まれました。 今回の進行でIVM7がトニックグループになるとすると、 メジャーキーの場合(Cメジャーキー): トニック-CM7、Em7、Am7 サブドミ-Dm7、FM7 ドミナント-G7、Bm7-5 マイナーキーの場合(Aマイナーキー): トニック-Am7、CM7、FM7 サブドミ-Bm7-5、Dm7 ドミナント-Em7(E7)、G7 と考えていいのでしょうか? もしかしたら当然当たり前な話なのかもしれませんが今までメジャーキーばかりやってきた私にはこのへんがいまいち理解できていません。 すばらしい回答の後質問で返すのは忍びないのですが、よかったら教えてください。お願いします。
お礼
ありがとうございます。 非常に分かり易く、とても参考になりました。 また今回の進行も自分の知りうる理論解釈の範囲内に収まってほっとしています。 「またイレギュラー的な進行なのか!?」とちょっと不安になりました。 平行調の2キーでは同じダイアトニックコードでも機能が変わるのですね。 これは初めて知りました。 リハモなどにも使えそうですね。 本当に参考になりました。 ありがとうございました。