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ジャズ、フュージョンのソロの弾き方について。
ジャズ、フュージョンのソロのとり方の勉強をしています。 まだどういった練習すればいいかなどもわからないのですが 雑誌か何かで ・II-Vのフレーズを練習 ・VI7のフレーズを練習 I・Im7-V7-IM7-VI7→Im7を自由に歌えるようにする ・フレーズはトニック・サブドミナント・ドミナントに大別されているのでその弾き分けを練習する。 ・Cメジャースケールからファを抜いて歌う練習 これらは具体的にどういう練習なのでしょうか? 弾きたいソロはこの動画のようなものです。 http://www.youtube.com/watch?v=FQL7jEN5zCM&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=WEubiUaDq0o&feature=channel こういったソロは速く弾いてるがゆえによくあるスタンダードジャズと全く別物に聴こえるだけで、アプローチの仕方は似ているのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- chopaaan
- ベストアンサー率33% (1/3)
音楽、特にアドリブについては 「感情のままに思った音を弾きまくる」のが究極の理想でしょう。 決してデタラメを弾くということではなく弾きまくった音が誰が聴いても「かっこいい」「すばらしい」と思ってもらえないと独りよがりなプレイになってしまいます。 そのため音楽的にいい感じになる方法論を身につけておくのは有効かつ必要なことだと思います。 キー1発で弾く、ペンタトニックで弾く、コードを細分化して弾く・・・ アプローチの方法は沢山あります、全てを習得するのは困難だと思うのでまず自分が好きなアーティストの研究から始めるといいです。 アドリブの練習であればマイナスワンと呼ばれるリズムとコードのみのカラオケ音源のようなものを使用するととても実戦的かつ効率的に練習できます。 最近の教本はCD付きやマイナスワン付きも多いので積極的に利用してみてはいかがでしょうか? 私は http://www.occn.zaq.ne.jp/cuacp608/JazzmidiDataShop/top.html からジャズの好きな曲をダウンロードしています、テンポが変更できるので自分のレベルに合わせて練習でき、最終的にかなりテンポを上げて弾けるようになりました。 たくさんの情報を一度に処理しようとするとわけがわからなくなるので自分で好きなスタイルを選んで実戦的な練習を繰り返しやりながらひとつひとつマスターしていくのがよいのでないでしょうか?
- 117xg
- ベストアンサー率29% (141/479)
うーん、ぜんぜん違うものですがスタンダードやジャズやバップは一応基本なんで、練習の順序として例に挙げられてるようなコード分解的なバップアプローチを習得してからモードやアウトの仕方を学ぶのがいいでしょうね。 「俺はフュージョン一筋!バップなんぞ古臭いもんはやらん!」と豪語しても土台としてバップができないとトンチンカンなプレイになりがちです。 例えばフレーズの歌い方にしても、音符の高い音をこことここに持ってくればカッコイイフレーズに聞こえるとか、テンションの効果的な使い方とか、フレーズの譜割によるノリの出し方とか、強く弾く音・弱く弾く音、こういう具合にフレーズを並べるとスリリングになる、ソロ全体の構成のしかたとか、バップには現代の音楽にも通じるフレージングの“コツ”がとても分かりやすい形で網羅されているのです。 またアウトの仕方もいちおういくつかの常套的な手法があります。適当にずれてるわけではないのです。(適当な場合もありますが) 半音上のペンタを弾いて同じフレーズでインサイドに戻るとか、目的の音を決めて同じフレーズを半音で下がりながらその目的に音に解決するとか、まあいろいろあるわけです。 こういうことは理論じゃなくていわばアプローチのコツなので理論書には説明としてはあんまり載ってないのですよね。 だからコピーとアナリーゼを繰り返して学び取っていくわけですが、完コピは必要ありません。カッコイイと思う部分だけでもいいです。あまり理想を高くして無理な課題を課すと飽きてしまってやめてしまうということが多いですから、自分で無理なくできる範囲でやるのがいいですね。大事なのはやめないで続けることです。
- ssmanishss
- ベストアンサー率47% (487/1019)
#1です。 >調号のついたスケール外の音はなぜこのような響きになるか、モードなのか、またはクロマチックなのか、スケールをずらしたアウトスケールなのか それも分析者の違いでいろいろと解釈は変わるものです。 昔あるジャズの大家が、クラシックの若手作曲家に 「このようなノートの使い方はどういう理論で導かれるのか?」 と訊かれた時に 「このような音遣いをするとグッドなサウンドになるからだ」 と答えたという話があります。 要はそれに集約されるんだと思います。 >プレイヤーも何も考えずに感情や、情熱だけで弾いているとは思えないので まあこれはひとそれぞれなのですが、私の場合、理論に情熱をプラスするのではなくて、最初に「表現したいっ!」という情熱(強い思い)があって、それの実現に、ちょいとばかり理論を拝借する、という感じで捉えています。 特にワンコードの場合、アプローチは無限にあると言って良く、アウトしようがクロマチックで走り回ろうが、演奏者も聴衆もナイスに聞こえればそれでいいんじゃないかと思います。 ジャズという音楽は本来、クラシックなどの既成概念から奏者が自由に演奏するために生まれたと言われていますが、理論に囚われるあまり、本来の自由な表現を損ねてしまっては意味がありません。 もちろん、英会話に最低限の文法と単語知識が必要なように、演奏にも最低限の理論は必要だと思いますが、それにこだわる必要はないと思います。ブロークンイングリッシュでも達者に会話する方はたくさんいます。
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
ギタープレイヤーですか? だとするなら、まずはペンタトニックを適当に弾いとけばまずはいいでしょう。 別に、フュージョンだからといって、スタンダードジャズとアプローチが変わるというわけではないのですが。 あとは、そうですね、これは私個人の趣味という部分もありますが、ファンク・フュージョン系に特徴的なのは、システマチックなフレーズというやつだと思います。コードとかスケールとかを元にソロを取るのではなくて、ある簡単なフレーズをなんらかの規則にしたがって機械的に変形させてく弾き方です。 最も単純には、フレットをずらしながら同じフレーズを何回も弾く(平行移動させる)とか。フュージョンのキメなんかにもよくでてきます。 最初のリンクのやつにもちょっとだけ、そんな感じのフレーズがでていますね。こういうフレーズを勉強するのは、ギタリストよりは、むしろ鍵盤(とくにエレピ)のソロをコピーするといいと思います。チックコリアなんかはこういうソロがものすごく上手いです。
- ssmanishss
- ベストアンサー率47% (487/1019)
・ギターはプレイヤーの表現道具です。プレイヤーの表現したいように弾けることが先ず第一です。これがなければどんな速弾きもただのスポーツでしかありません。 ・理論編に関しては、お示しのメニューをこなしていけば良いと思いますが、もう一歩進めるならば、耳コピーからアナリーゼまでをしっかりやるのも大事です。五線譜にソロを書き取って、コード進行やスケール、モードを分析していく作業は、ジャズ・フュージョンギタリストには必須科目です。 ・リンク先のプレイはいずれもそれほど凝った構成を取っていません。 特に後者の方はペンタ一発と言って良いほどシンプルな構造なのでぜひ耳コピしてアナリーゼしましょう。 ・これらのソロは、オーソドックスなモダンジャズのアプローチとはかなり違います。かなりブルーズ、ロックよりのソロですね。ジョー・パス、タル・ファーロウ、ジム・ホールなどを聴いてどこがどう違うのか研究してみて下さい。あとジョン・スコフィールドや、エリック・ジョンソン、パット・メセニーなども個性的なアプローチを多用しますので(オーソドックスなスタイルではありませんが)良いお手本になるかと思います。 ただ、最初のうちはモードやアプローチを気にせず、ワンコードや3コードブルーズでの簡単なアドリブから練習すると良いと思います。それからツーファイブをやっても遅くはありません。 最初に言いましたように、ギターは表現です。画家が絵を描く、作家が小説を書くのと同じことです。ギタリストはギターを使って表現するのですから、自由な発想や表現したいという情熱、熱意を大切にして、理論やメカニカルトレーニングを利用するくらいの気持ちで取り組めばよいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 耳コピやプレイのコピー、アナリーゼもやってはいるのですが、 ワンコードでのプロのプレイを聴いてみて感じたのは、 調合のついたスケール外の音はなぜこのような響きになるか、モードなのか、またはクロマチックなのか、スケールをずらしたアウトスケールなのか、など何を考えてそう弾いているの理解できず先に進めずじまいです。なので自分で使うということができずという状態です。 もちろんプレイヤーも何も考えずに感情や、情熱だけで弾いているとは思えないので(本当の天才はどうなのかはわからないですが) 理論に則ってどうしてこうなるのかという根拠を知ってから そこに情熱などをプラスしていけば良いと自分では考えているのですが、そう簡単なものでもないのでしょうか。