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日本のハイテクで中国が超監視国家になる可能性
最近、日本ではテロ対策で駅や街角に監視カメラが増えたり、スイカやNシステムで行動を追跡できるようになってますが、このノウハウが中国に輸出されたら悪夢のような超監視国家が誕生するんじゃないでしょうか?
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■技術編 ・「世界の工場」となった中国で、特に情報通信機器の技術的キャッチアップは目覚しいです。監視の技術というものも急速に向上することは見込まれるでしょうね。ハイテクな監視を可能にさせる装置が、輸出するまでもなくMade in Chinaだったりするわけです。 ・Suicaのような非接触ICカードは導入済みです。体内埋め込み型のものが権威主義国家で義務化されたりすると、暴走した監視社会を招く危険性もあるんでしょうか。 ・PHSは日本発の無線通信技術で、割と高度な位置特定システムを含みます。 中国では多くの台数が売れました。が、最近は減少に転じたと聞きます。 ・衛星測位システムでは、EUのガリレオ計画(GPSよりも高い精度)に中国は参加しています。中国独自のものも作られているようです。 ■政治編 ・依然中国の言論統制・警察権力の横暴は厳しいですが、それでもスターリンや毛沢東の時期程の全体主義的な体制に後退するような危惧は、私は抱いていません。私は途上国の民主化に対して、早過ぎる場合には積極的な見方はしない方です。が、中国の権威主義体制は、かなり多めに見積もっても2050年までは続かないかと思っています。 ・台湾・韓国に関しては急速な経済成長に伴って民主化を達成しています。中国でも、近年の経済成長は、識字率・義務教育浸透率・高校/大学進学率・都市化率・出版資本主義といったファクターを、民主化に有利なように変貌させています。NGO/NPOは増えてますし、インターネットによって高度な意思伝達・海外との交流が可能になってきています。建設的な意味で重要な事は、上の意思だけではなく、中国の多数派の人々に、多元的で実質的な民主政治に対する意思を強く抱いてもらうことかと思っています。 ・ただし、将来、中国共産党の後に政権を掌握する党名が社会民主党なり愛国党なりに変わったとしても、それは断絶的な変化ではなく連続的な変化であり、権威主義的な風潮が1つの事件で消滅したりはしないことも意識しなくてはいけないかと。 ・中国政府は民族運動をテロ組織、宗教団体をオウム真理教呼ばわりして弾圧の正当性を主張するわけです。犯罪の取り締まりという名目が市民的・政治的権利の抑圧に大きく繋がっているということは考えさせられます。
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- metalrider
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>最近、日本ではテロ対策で駅や街角に監視カメラが増えたり… 防犯上ひじょうに良いことだと思います。 もっともっと、カメラの設置場所を増やして欲しいですね。 >スイカやNシステムで行動を追跡できるようになってますが… 出来ません! いったいどういうデタラメな情報を元にそんなことを言っているのでしょうか? Nシステムはたまたまそこを通ったら記録されるだけのもので、「追跡」なんて機能上不可能です。 ましてやスイカなんて単なる運賃支払いのサービスです。 これで行動がが追跡できるなんて… ┐(゜~゜)┌ >このノウハウが中国に輸出されたら悪夢のような超監視国家が誕生するんじゃないでしょうか? 別に輸出するまでも無く、今現在正に「悪夢のような超監視国家」そのものですけど?
お礼
winnyでNシステムのデータが流れて警察は後検索してることがバレたとか 知らないんでしょうか??? ┐(゜~゜)┌
お礼
丁寧な回答ありがとうございます たしかに監視カメラもmade in chinaかもしれませんね。 2050年までに中国が柔軟な体制になるという見方ですが、それまでになんらかの戦争や天安門事件みたいな民主化運動が起こって監視が強化される可能性も結構あると思うんですよね。