• 締切済み

”いただけます”

(時間帯についてはお気になさらず。昨日中学校を卒業しましたんで) 先日、有名なスシ屋に行ったのですが、中の飲食するところの張り紙に 「お茶の端末が下に残る場合がありますが、全てお飲みいただけます」 とありました。(これは確かな記憶です。それに、一週間もたっていませんから) この最後の、「全てお飲みいただけます」という部分にどうも違和感があるのです。文法は得意ではありませんが、自分なりに考察してみました。 ・~していただく、の”いただけます”だった場合   「全てお飲みいただくことができます」というような文に変形できますよね。お茶の端末を飲むのに”いただく”というのはおかしいかと思います。それに謙譲語ですよね。それを可能動詞(というのか分かりませんが)にするのには違和感があるのかもしれません。 ・いただけます、というのが食事などを”いただく”の意味だった場合   これも謙譲語ですよね。でも主語は客です。これもおかしいのではと思います。 かといって何という文章にすればいいのかもわかりません。 果たして、この「お茶の端末が下に残る場合がありますが、全てお飲みいただけます」という文章は正しいのか、判定お願いします。

みんなの回答

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.7

質問者様が仰る通り、「いただく」は「もらう」の謙譲語ですから、主語は基本的には「私」です。 少なくとも「お客さん」が主語では有りません。 また「いただける」は動詞の語尾の活用形です。 質問者様が仰る通り、この場合は可能を意味しますから、「もらうことができる」と言う意味ですね。 従い、主語を「私」と考えれば良いですよ。 「(私は)全ての飲み物を、(お客さんに)飲んでもらうことができる。」と言うことになります。 間違いでは無いですが、まどろっこしい表現ですね。 「全てのお飲み物を提供致しております/提供させていただいております。」などの方が判りやすいかな? 言い換え表現は、「あげる」の尊敬語で「差し上げる」を用いると、「全てのお飲み物を差し上げております。」です。 ただ、この「差し上げる」と言う尊敬語は、「何だか押しつけがましい感じがする」「偉そうな感じがする」と言う様な理由で、少し嫌われてるんですよ。 そもそも「あげる」と言う行為・言葉が、偉そうですからね。 お客さんを主語にすると、動詞を「飲む」を「召し上がる」、「お~~なる」とか、「くれる」で「下す」「下さる」などの尊敬語にすれば良いです。 「全ての飲み物」を、「お好きな飲み物」などに変えて、「お好きな飲み物を、お召し上がり下さい/お飲みになって下さい/お飲み下さい。」などと言えば良いです。 質問者様は、敬語・・・と言うより言葉に対する感性が優れている様ですネ。 言葉・言語は、知識と同じくらい、感性(センス)が重要な学問です。 「文法は得意ではない」などと仰らず、真剣に取り組めば、言葉の達人になれますヨ。

  • hp_1200
  • ベストアンサー率53% (106/200)
回答No.6

その張り紙の文章が伝えたい内容は「客は全て飲むことが可能である」のはずです。 しかし「いただく」は謙譲語であり「してもらう」という意味ですから、文法上は間違ってい なくても、客に向けたメッセージとしては適切ではないと思います。この場合は尊敬語の 「なる」を使って、「全てお飲みになれます」とすべきではないでしょうか? 「ご利用になれます」を使うべきところで「ご利用いただけます」を使っているケースが 多く見られますので、定着していると考えた方がいいのかもしれませんが……。

Chockfree
質問者

お礼

文法的には間違っていないが、文の流れを考えると間違っているということですね。 >「全てお飲みになれます」 それですね!その文章が的確だと私も思います。 しかし、もう定着してしまっているのかもしれません。 自分の中でも何が正しいのか少々混乱してしまったので、 もう少し他の方の意見なども聞くために、回答を締め切らずにいたいと思います。 回答ありがとうございました。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.5

そういう敬語の使い方があるのです。 もしそれがヘンだとしたら、 書いていただけますか? 今度寄っていただけますか? 送っていただけましたでしょうか? などなど 世の中に反乱している「正しい」敬語をすべて なくさなくてはなりません。

Chockfree
質問者

お礼

疑問文にすると、また意味が少し変わる気がします。 可能動詞形の影響が薄れ、依頼文としての意味合いが強くなる(上手く説明できませんが) ただ、そういう敬語の使い方もあるのかもしれません。 回答ありがとうございました。

  • Tasuke22
  • ベストアンサー率33% (1799/5383)
回答No.4

あなたの説が正しいと思います。 店は、~していただきます。という丁寧語と、 ご指摘どおりの、食べ物を いただく の謙譲語が ダブってしまったのだと思います。

Chockfree
質問者

お礼

なるほど、 店は恐らく回答者様のおっしゃるとおり、 「いただく」という意味が二つあるのに、それを混同して使用してしまったのでしょう。もしくは、その可能性が高いといえますね。 また、これが区別されないまま一般に浸透した可能性もあるのかもしれません。 回答ありがとうございました。

回答No.3

文法上は全く問題ありません。 >全てお飲みいただけます これに、主述を補えば、 「私どもは、お客様に、このお茶を 全て お飲みいただけます。」 となります。 「AはBに~を…いただける。」 という形に還元できます。この場合、あくまでも文法上(形式上、敬語の語法上)の主述は、「Aは-いただく」です。「Bが(~を)…」という意味上の行為・動作の主述(客が(茶を)飲む)は背後に隠されています。 さて、主語であるAは店側であり、その主語に対する述語は「いただく」という謙譲語です。全く何の問題もありませんね。 「私は先生に文法を教えていただいた。」 この文はいかがでしょう。正しい文、少なくとも一般によく使われている文ですよね? この文の場合も、実際の行為・動作は「先生が-教える」という主述によって表されます。しかし、文法(敬語法)上は、「私は-いただく」という謙譲語としてとらえられます。そして、この文では正しく謙譲語が使われている、と見なされるわけです。 「昼食をいただく。」の「いただく」は、補助動詞ではなく「食う、食べる」の謙譲語、ないしは美化語と考えます。これは補助動詞、また謙譲言一般形である「お(御)~いただく」とは切り離して考えます。 ただし、質問者の方がおっしゃるように、謙譲語とはいっても間接的に相手の行動を表す「いただく」に可能動詞形が使えるのかという点、 また、「~ていただく」という謙譲形は、主語(店側)が恩恵を受けるというニュアンスを持ちますが、御質問の場合にはそのニュアンスはないので「お飲みになれます」とすべきではないか、という点は、考慮の余地があります。 前者に関しては、「お飲みになれる」という可能の尊敬語があるのであるから、それに対応した「お飲みいただける」もあって不思議ではないのではないか、少なくとも私は違和感をさほど覚えません。 また後者に関しても、御質問のような形では、恩恵を受ける-受けないという問題とは離れて、自然な表現であると考えますが、いかがでしょうか。 詳しくは、下記URL(「敬語の指針」答申)の17・27・40ページあたりをご覧ください。

参考URL:
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf
Chockfree
質問者

お礼

なるほど、なかなか分析が難しいようです。 ただ、問題点は「いただく」に可能動詞形が使えるのかという点と 後者において、恩恵を受けているのかという点、 回答者様は「自然な表現である」と考えていますが、これが間違ったまま浸透してしまったのか、正しいまま浸透したのか、という点 の三つに絞れるようです。 参考URL、見ました。他の敬語についてもたくさん書かれており、 大変参考になりました。問題点をズバリ答えてくれる箇所はありませんでしたが・・。 回答ありがとうございました。

回答No.2

「お茶の端末」って何ですか? タンマツって読むの? 葉っぱのこと? でも湯呑の底に葉っぱが残るのは当たり前だし。 よくわからんけどあえて回答すると、「この魚は頭も中骨も尻っぽも、すべてお召し上がりいただけます」なんてのと同じことじゃないんでしょうか。食べてもらうことができる、飲んでもらうことができる、それを丁寧に云えばそんな言い回しになりますけどね。

Chockfree
質問者

お礼

たしかタンマツだったと思います。底に残る葉っぱのことです。 よくわかりませんがあえて考察しますと 丁寧に云えばそんな言い回しになるということですか。 回答ありがとうございました。

  • m31s15
  • ベストアンサー率25% (20/80)
回答No.1

確かに「いただけます」は文法上まずいですね。この流れでは確かに主語は客です。

Chockfree
質問者

お礼

文法上では間違っていても 他の事情で正しいといえることもあるようですね。 回答ありがとうございました。