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乳癌、転移・・レベル5・・!!
親戚が、発覚が遅くて、乳癌が肺に転移して、レベル5と診断され、 今後抗がん剤投与になるそうです・・! 一般にレベル5,6となると末期の類になると思われますが、 やっぱり手術はできないのでしょうか・・・! 詳細は不明なので、一般論で教えてください。
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心中お察し申し上げます。 転移性乳癌治療の目的は、治癒(がんを完全に取り除くこと)ではなく、 症状緩和・生活の質(QOL)向上・延命であると言われます。 転移性乳癌に対する外科的手術は以下の理由から、一般的に行われません: 1.無数の「がん細胞」が集まってはじめて「がん腫瘍」になります。 乳癌が他の臓器に転移している場合、この無数の目に見えない「がん細胞」が全身に 散らばっている可能性が高く、目に見える「がん腫瘍」を取り除くことはあまり意味がありません。 ですから、「乳房のがん」「肺のがん」とは考えず、全身を通しての治療、ということで薬物治療が有用とされるのです。 *肺に転移しても、がん細胞は「乳がん」です。 2.前述したとおり、転移性乳癌の治療の目的は、症状緩和・生活の質(QOL)向上・延命となります。 がん腫瘍を取り除くために外科的手術というリスクを背負うことより、 全身の症状を緩和するために薬物治療が選択されるのです。 がん細胞の性質(悪性度)や、ホルモン感受性の有無、HER2(ハーツー)受容体の有無 によって、使われる薬剤は変わります。 一般的に抗がん剤は吐き気や脱毛などの副作用が懸念されますが、 吐き気止めの適切な使用で吐き気はずいぶん抑えられますし、 抗がん剤の使用期間が終われば必ず毛は復活します。 女性の場合、特に脱毛に対する抵抗感が強いと言われますが、 命を永らえることと一時的な脱毛のどちらが大切か、個々人の価値観に 照らして十分検討して主治医の先生と相談することが大切だと思います。 ・・・というのが一般的な考え方になろうかと思います。 でも、急に重大な病気と言われてパニックと絶望におそわれたご親戚と質問者さまにとっては、 こんな他人事のような説明では慰めにもならないかと存じます。 前向きに闘うお気持ちをなにより大切にされてください。応援しています。 *一般的に病期は「ステージ」1~4で表します。 「レベル5」とのことですが、遠隔転移(肺転移)とのことですので ステージ4かと思われます。 **なお、私は医師ではないので、以上の説明では十分でないところや、不適切な解釈がありましたら、専門家の回答者さま、補足修正をお願いいたします。
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- SilverBell
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手術できないというより、やっても無意味といったほうが近いかもしれません。 転移が発生してしまっている以上、発見できないだけで小さな転移があちこちにある可能性大です。 癌が他の腫瘍と違って厄介なところは、患部と健康な部位との境界があいまいで判別が難しいところと、一度発病していると、今後常に再発の可能性が付きまとうことです。 素人のうろ覚えな知識ですが、自分が知っているのはこんなところです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういえば、以前同級生の男性(死亡時48歳)が癌でなくなりましたが、あちこち転移していたそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 症状緩和、延命の意味がわかりました。 ステージ4・・・、取り巻きも動揺しているので聞き違いかも。 まだ40歳台なので、脱毛を気にしているようです。 みなで、前向きに生きるようなぐさめたいと思います。 ご教授、感謝申し上げます。