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かにた婦人の村

ある一人の日本人慰安婦の本を読んで、この施設の存在をしりました。 『かにた婦人の村』とは千葉にあるみたいですが、具体的にどういった施設なのでしょうか? また、訪問してお話をお聞きすることは可能でしょうか? ご存知の方がいましたらお願いいたします。

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noname#30591
noname#30591
回答No.1

自分は、沢木耕太郎の「人の砂漠」という著書で読みました。(その中の”棄てられた女たちのユートピア”) これは1972年(昭和47年)に雑誌に初出ですから、かなり昔のノンフィクション、てことになります。 創始者の深津文雄氏(2000年逝去)は牧師です。 元売春婦である、またはそれと同時に、精神遅滞や肉体的な障害、梅毒などの思い病気を抱えている、などの理由で、 社会生活が困難な女性を保護し、共同生活を送るために設立された施設。 (そういった病を抱えた女性たちこそ、売春婦として生きていくしか術がなかった、という当時の状況があった、と思われます。) 昭和40年設立。国から、その当時で1億の補助が出たそうです。 農業、洗濯、調理、手芸、などを、毎日、寮生と職員たちで分担して、生活を送っていたようです。 彼女らを社会に復帰させるため、と同時に、それが難しいひとには、そこで精神を癒しながら生涯を送ることも、目的としていたようです。 1985年に、元従軍慰安婦の入所者の願いをきっかけに、施設内に慰安婦の鎮魂碑を建てたそうです。 以上、手元の本と、新聞切り抜きなどから。 「かにた婦人の村」でそのまま検索すれば、所在地も電話番号もわかりますので、 一般個人で見学可能かどうか、問合せしてみてもいいかもしれませんよ。 バザーなども開催しているようですし。 よろしければ上記のノンフィクションもご一読ください。さほど長いものではありません。 深津文雄氏の言葉が、興味深く、心に残ります。

negimisoda
質問者

お礼

問い合わせする前に少し情報を調べてからと思っていました。 有益な情報をありがとうございます。 上記、書籍を読んでみたいと思います。