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マフラーが太くなると・・・
前から気になっていたので回答よろしくおねがいします。 よく、マフラーを太い物に変更したら低速トルクが無くなる と言うのをよく聞きますがどういった理由からでしょうか? 燃焼が終わったあと排気ガスをピストンが押し出しますが その出口がマフラーで、太い物だと押出し易いという事ですよね。 それがなぜ低速トルクと関係があるのかがよくわかりません。 回答よろしくおねがいします。m(__)m (素人なので分かりやすくお願いします)
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たしかにghost2501さんの考えるように、マフラーの(メインの)パイプ径が太い程排気効率がいいと思ってしまいますよね。 ところがこう言ったものを扱う場合、気圧ってのを考えないといけません。 パイプ径の細いマフラーと太いマフラーでは、何が違うのかを考えます。 エンジンは混合気を吸い込み、マフラーを介して排気ガスを大気中へ放出されます。この時、エンジンからマフラーへ排出された排気ガスは同じ回転数であれば、マフラーへ流れ込む排気ガスの量は同じですよね。 次に同じ排気ガスの量があって、それが細いパイプと太いパイプを通った場合、排気ガスの圧力がどうなるか考えます。 例えば径の細い注射器と径の太い注射器の先に栓をします。その時同じ力で押すと(同じ量の排気ガスの相当)、径の細い注射器の方が勢い良く栓が飛びますよね?つまり、同じ量の排気ガスがマフラーに入った場合、細い径の方がマフラー内での圧力が高くなり、出口での圧力(大気圧)との差が大きいため排気ガスが出やすくなるのです。特に低回転では、マフラー内へ流れ込む排気ガスの量が少ないので、太いマフラーだと大気との差があまりないため排気効率が悪いのです。これが低速トルクの減少につながっています。 高回転域になると太いマフラーでもかなり大きな圧力差をうむことができ、しかも高回転では排気ガスの量が多いため圧力差以前に、排気ガスを少しでも多く出せる太いマフラーが有利となります(ここらへんはもうちょっと細かいことがあるのですが。。。) 私も以前は、130mm(メインは60mm)のマフラーをつけていましたが、純正に戻したとき(純正のメインは半分ぐらいでした)、低速トルクはかなり違っていました。すごく体感できたぐらいですからね。
お礼
回答ありがとうございます。m(__)m >細い径の方がマフラー内での圧力が高くなり、出口での圧力(大気圧)との 差が大きいため排気ガスが出やすくなるのです 分かりやすく説明して頂いたおかげですっきりしました。 ありがとうございました。(^o^)