うっ。忠実で細かくて読みやすい三国志…私も欲しい…^^;
日本で『三国志』として知られているものに、ふたつの底本があります。
1)陳寿の『三国志』:魏の流れをくむ晋王朝の時代に作られたおカタイ歴史書。これはやっぱり魏がイチバン、とする色合いが強いです。
2)羅貫中の『三国志演義』:こちらは物語です。史実にのっとりながらも、話を盛り上げるためのたくさんのフィクションが入り混じっています。ご存知のとおり、蜀がいいもんで魏がわるもんです。
「読みやすく面白い『三国志』の小説」をお探しなのでしたら、
『三国志演義』の原作に忠実なものがよろしいかしら。
『完訳 三国志1~8』(羅貫中著 小川玉環・金田純一郎訳 岩波文庫)は読みやすく解説もたくさんあるので、よく読まれています。
『三国志1~8』(羅貫中著 立間祥介訳 徳間書店)も手に入りやすいかも。
もし正史に近い「小説」がいいなと思われたら、
『秘本三国志1~6』(陳舜臣著 文春文庫)もなかなかワクワクさせてくれます。
お礼
詳しく教えてくださってありがとうございます♪うは~いろいろありますね~。でも三国志ファンなら全部読破?!をめざしてみようかなぁ。敵味方の関係があまりないやつをピックアップして読んでみたいと思います。みんな大好きなので☆本当にありがとうございました!!