６カ国協議

質問

今回の６カ国協議以前に、
専門家の重村氏をはじめとした人たちは、
このままでは日本を無視して合意に至ってしまうという批判をよそに、
拉致問題の解決なしには支援をしないという現在の方針を貫きさえすれば、
どうせ日本が金を払わないなら合意には達することはありえない。
と主張してきました。

しかし、今日のニュースによると、米国は、米、韓、中の均等負担でやるといっています。米は人道援助のみ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070216-00000201-yom-int

件の人たちは、読み間違ったのでしょうか。
あるいは、どうせ北朝鮮は「無力化」を実行しないから結果としては意味がないから間違っていないといえるのでしょうか。

ちなみに、
「拉致問題の解決なしには支援をしない」という方針については批判するつもりはありませんのでその点の議論は遠慮いたします。
あくまでも政府・専門家の思惑が外れたのかどうかという点で。

回答No.4

turukame2005 · ベストアンサー

まず前回の６カ国協議が、成功だったのか、失敗だったのか、という評価の問題があります。

よくある外交手法で、露骨に失敗すると関係者の失点になるので、体裁だけ整えた、という見方もあります。
俗に言う、「玉虫色」というヤツです。

根本的な問題は、北朝鮮が本当に核を放棄する意思があるのか、ということです。
援助欲しさに、気を惹いているだけではないか、という疑念です。
これについて、流されてくる報道を読む限り、「放棄する」という見方はほとんどありません。
結論として、北朝鮮が放棄しないなら、援助はカラ手形で、いくら大風呂敷を広げようと、腹は痛まない、ということになります。
むしろ北朝鮮という馬の目の前に、ニンジンをぶら下げて、鼻面を引き回し、次の展開を待とうということです。

今もし日本が北朝鮮に援助をすれば、安倍政権はひっくりかえるでしょう。
そうした意味で５万トンに日本が参加しないのは正しいし、残りの９５万トンについて、態度を明確にしないのも正しい、と言えます。
かたくなに「いっさい援助しない」と言い切ってしまうと、「金を出す気がないなら、黙っていてくれ」ということになって、発言力がなくなってしまうからです。

北朝鮮問題は、まだまだこれから色々な展開があります。

お礼

おっしゃるとおり、核放棄＆援助が実際になされるかというと疑わしい部分があるとおもいます。
時間の経過が悪いほうに出ることも気にかかります。
ご回答ありがとうございました。

回答No.3

password

・日本は北朝鮮に金を献上すべきだ
・金を出さないとツマ弾きにあう
などのプロパガンタを繰り広げ、
特定アジアの利益になる様に　誘導しているだけですね。

世界中から避難を浴びているのは　犯罪民族の側であり
「一銭もださず　核の脅威からはずれた」のは外交上の成功ですね。

日本の国益を考え行動すれば良いだけの話であり
それを損なう事を主張するのは　売国奴しかありえませんねｗ

お礼

個人的に金を出さないのには賛成です。
拉致問題の見通しが心配です。
ご回答ありがとうございました。

回答No.2

weber7009

＞重村氏の思惑について
日本政府は拉致問題が年内に解決する見通しを立てています（横田めぐみさん他数名の被害者が北京郊外に匿われているという情報がある）。拉致問題が解決すれば、日朝国交正常化が交渉が進展するでしょう。国交が締結されれば、否応なしに日本は北朝鮮に対して経済協力をするでしょうから、今わざわざ日本に対して経済支援を求める必要がないと各国が判断したのです。重村氏は早期の拉致問題解決の見込みがないと判断したこと、更に、核無力化に対する段階的経済援助方式を読み取れなかったこと、そして、五カ国の分担の意味を読みきれなかったことから思惑が外れたといえるでしょう。

＞政府の思惑について
政府の「拉致問題の解決なしには支援をしない」という方針は貫かれたのではないでしょうか。

お礼

＞日本政府は拉致問題が年内に解決する見通しを立てています
これは初耳でした。参考になります。
ご回答ありがとうございました。

回答No.1

hisakaki

田中　宇氏によれば、どうもこうなるのを読んでいたようです。下記ＵＲＬを参考にして下さい。山拓の訪朝は、この件の下交渉であったようで、色よい返事はなく政府も腹をくくったようです。

それで拉致問題を協議から外し、核問題を解決し易くしたようです。拉致解決がなければ、日本の負担無しと言うわけですが、解決すれば、国交正常化迄一挙に進む可能性もあります。

参考URL：

http://tanakanews.com/

お礼

とても参考になりました。
ご回答ありがとうございました。