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六ヶ国協議は日本にとってそんなに重要?
拉致事件が北朝鮮の不誠実のため解決が遅れています。 経済制裁の要求が高まるのも無理はないように思います。 この制裁には賛否両論ありますが、反対陣営が主張する理由のひとつに六ヶ国協議への悪影響が挙げられています。 つまり、経済制裁発動 → 北朝鮮が反発 → 日本が六ヶ国協議へ参加する事に北朝鮮が反対 → 六ヶ国協議からの 「日本外し」 を北朝鮮が強く主張 → 極東安全保障における日本の立場が悪化、このシナリオが考えられています。 一見なるほど、と感じたのですが、ふと疑問を覚えました。 つまり、そもそも六ヶ国協議って北朝鮮の核開発問題を解消するために始まったのではないでしょうか? でも、北朝鮮が核兵器を所有した場合、困るのは何も日本だけではないでしょう? テポドンに搭載すれば米国本土は無理としてもアラスカは射程距離に入るように聞いていますし、当然、北京もソウルも入ると思います。 そうなれば、実際には日本が参加しようと欠席しようと、米・露・中という核を保有する常任理事国3カ国が協議の主導権を握るのは明らかですよね。 結局、日本は彼らの前では何の発言力もなく、ビタ一文出さないであろう中国やロシアの代わりに膨大な額の経済援助を強要させられ、要は 「財布代わり」 になるだけではないのか、という結論になりました。 となると、六ヶ国協議って日本にとって一体何の意味があるのか、(拉致問題を中途半端にしてまで) 参加しなければいけないのか、それに不参加とすればどんな不利益が考えられるか、どなたかお教え下さい。
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お礼
有難うございました。 経済制裁をする事によって、より多くのダメージをこうむるのは、逆に日本側かもしれないというご意見ですね。 なるほど、参考になりました。