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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:20歳のとき、娘が両足共股関節臼蓋形成不全と診断されました)

娘の股関節臼蓋形成不全とは?予期せぬ問題に直面した20歳の娘の現状とは

このQ&Aのポイント
  • 20歳の娘が両足共股関節臼蓋形成不全と診断された。股関節専門医からは強い形成不全と指摘され、驚きを隠せなかった。昨年、母子手帳の乳児検診の記録から、予定していたX線検査が行われず、早期治療が受けられなかったことに気づいた。現在、32歳になった娘は2度目の手術を勧められているが、手術とリハビリには3年かかると言われている。
  • 股関節臼蓋形成不全は、オムツのあてかたや抱き方に気をつけることで治る場合もあるが、ビーメンビューゲルをつけることで治癒率が高まるとされている。乳児検診で疑いがあったため、X線検査が予定されていたが、別の保健婦さんによって異常なしと判断され、検査が取りやめられた。
  • 娘の股関節臼蓋形成不全は、誕生時から存在していたのか、成長過程で起きたものなのかは不明である。独身で彼氏もいない娘にとって、2度目の手術とリハビリは大きな試練となる可能性がある。

質問者が選んだベストアンサー

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  • myachide
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回答No.1

整形外科をしています。小児の整形外科も扱っている者です。 成人期で臼蓋形成不全を指摘され、治療中とのことですね。 大変なことと存じます。 現在は臼蓋形成不全だけですので、股関節脱臼のいわゆる完全脱臼が乳児期にあったとは考えられません。完全脱臼は治療しないと成人後も脱臼が残っているはずです。 それでは亜脱臼や臼蓋形成不全があったかどうかですが、こればかりは判りません。 というのも、股関節脱臼のお子さんを10から20年ほど追跡してレントゲンを撮っていますと、脱臼はほぼ確実に治るのですが、健側、すなわち、臼蓋形成不全のなかった側に、臼蓋形成不全が出現してくることがあるのです。これが出てくる時期は様々で、5歳頃から出現してくる子もいれば、10歳過ぎで出現してくる子もいます。 ですから、成人期に臼蓋形成不全があるからと言って、必ず幼児期に股関節に異常があったとは限らないのです。 以前、18歳で臼蓋形成不全と診断された方がおられたのですが、古いレントゲンが保管してあった病院でしたので、偶然にも乳児期に撮ったレントゲンが残っており、それを見たところ、臼蓋形成不全や亜脱臼は全くなく、健常な股関節でした。こういう例もあると言うことです。 あと、「リーメンビューゲルをつければ、亜脱臼では100%、完全脱臼でも90%は治る」とありますが、これは少し違います。リーメンビューゲルの治療では骨頭壊死という合併症が知られています。これは軽度なものも含めると、全体の10%以上の確率で起こると言うことが日本小児整形外科学会で報告されていました。亜脱臼といえども、リーメンビューゲルには合併症があることを知る必要があります。 ということで、どちらとも言えないわけです。 弘法大師は 「心暗きときは、即ち遭う所ことごとく禍なり  眼明らかなるときは、則ち途に触れて皆宝なり」 と言っています。 臼蓋形成不全の治療は何かとおつらいと思いますが、今何に向かうべきかを考えましょう。

noname#69261
質問者

お礼

丁寧で分かりやすいご回答、本当にありがとうございました。 よく理解できました。 >「心暗きときは、即ち遭う所ことごとく禍なり  眼明らかなるときは、則ち途に触れて皆宝なり」 読んで涙が出ました・・・。座右の銘と致します。 >臼蓋形成不全の治療は何かとおつらいと思いますが、 できることなら、代わってやりたいですが、それもできず・・・。 >今何に向かうべきかを考えましょう。 そうですね。そう致します。 見も知らぬ者へ、本当にありがとうございます。感謝します。 このサイトは、ごく最近知りました。本当に助けられました。 このサイトにも感謝いたします。 ありがとう。

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