六ヶ国協議 : そんなに重要?
先日、北朝鮮から 「そこまでお願いするなら、六ヶ国協議への復帰を考えてやってもよい」 と、大変有難いお言葉を頂戴して、関係各国が狂喜乱舞していますね。
「核問題解決のためには拉致問題の棚上げもやむなし」 という意見も日本には多いのですが、一方、 「チョッと待って下さい、核問題は日本だけの問題ですか?」 という疑問を持つようになりました。
というのが、もし北朝鮮が核兵器を開発してテポドンに搭載できるくらい小型化に成功したとします。 あるいはスーツケースに入れて携帯可能にできるくらい技術水準が上がったとします。
その時、影響を受けるのはアメリカと日本だけですか?
もちろん、中国とは蜜月関係にあるようですし、ロシアとも友好関係を構築しているようです。
また韓国はご存知のとおり、情けないくらい北朝鮮にすり寄っているのが現状です。
しかし、「昨日の敵は今日の友」 と格言があるくらい国と国の関係は流動的です。
となれば、いつの日か北朝鮮が北京やモスクワに向けて核ミサイルのスイッチを押す事も 「絶対」 にないとは言えないと思います。 特に後継者がまだ定まらない現状では、今後どのような国家体制になるのか余談は許さないと思われます。
従って北朝鮮の核問題については、中国やロシア自身の手で解決せねばならない問題でもありますよね。
しかし今の彼らはまるで 「他人事」 、 あるいは 「アメリカや日本がお願いするから協力してやっている」 という態度に終始しているように見受けられます。
六ヶ国協議とは、日本にとって、拉致問題を棚上げにしてまで、必死に取り組むべき問題ですか?
また日本が参加せず放置した場合、あるいは 「そんなもの知らん、拉致問題が全面解決しなければ、多国間協議でどんな取り決めがされようと、一切の経済協力は拒否する」 とした場合は、どうなると思われますか?
お礼
ありがとうございました。もっともっと調べたくなりました。