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合併の語源

「合併」という言葉の語源を 探しているのですが、どなたかご存知ありませんか?

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  • Eivis
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回答No.1

「併」という字を香港[商務印書館]の中国語の辞書で引いたところ・・・ 1)兼、合(兼ねる、合せる)。 如・合併(合併の如し)。・・・中国語に「合併」という言葉が存在する! 2)同・斉(斉=等・同、と同じ意味)。 という説明文がありました・・・「ガッペイ」は「ゴウ・ヘイ」という音読みが重なったもので「大和言葉」というよりは「漢語」から 由来するものではないかと推測します・・・なお「併合」という語句は中国語字典には見当らないので、案外日本語かも知れません。

uzo
質問者

補足

Eivisさん、お久しぶりです。 その節は、ご回答ありがとうございます。 今回は、やや安直に聞いてしまいました。NO.2に 少し補足しておきます。

その他の回答 (2)

  • aster
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回答No.3

  この質問は: >「合併」という言葉の語源を >探しているのですが、どなたかご存知ありませんか? これについて、「語源」とはどういうことなのか、という説明を記したはずです。 漢字の熟語やまとまった言葉については、日本語として使っている場合は、漢和辞典を引くのが普通です。少なくとも、構成している漢字の意味や、その漢字の言葉が、中国の文献な文書などに起源があるのか、それとも日本で独自に造ったのかの区別表示が普通あります。 現代中国語の辞書を引いて、どうこうというのはナンセンスなところがあります。国語辞典を引いて、出てこないので、そういう漢字はないと言っているようなナンセンスさです。 漢和辞典を引いても出てこないこともありますが、出てくる場合、そして「国字」という但し書きや、「現代」というような、「現代中国語」という但し書きがない場合は、普通、中国の古典に典拠がある言葉なのです。 そういう目的で、漢和辞典というものは編集されています。 例えば、「一生懸命」というのは、漢和辞典で引くと、「国字」で、更に「誤用」と出てきます。これは、「一所懸命」というのが中国の古典にある言葉で、日本で、誤用して、「一生懸命」という表現を造ったということです。 「合併」も「併合」も漢和辞典に出てきて、特に「国字」という表記がない以上、中国の古典や漢文に典拠があるのです。「合併」が日本人が造語した言葉の場合、そのように出てきます。 「合併」の語源については、「合」も「併」も両方「あわせる」という意味があるので、同じ意味の言葉を重ねて強調乃至明示表現の言葉を造ったのだろうと述べました。「あわせあわせる」と読めますが、これは「あわせる」とほぼ同じ意味です。 「合」と「併」の「あわせる」でニュアンスなどの違いがあるのかも知れませんが、「合併」の語源については、この漢字二字の意味以上に、遡れないと思います。 誰が最初にこのような言葉を使い始めたかとか、どういう目的で二重に重ねたのか、というようなことは、「語源」というより、すでに述べたように、「初出」とか「最初の出典」とか、言います。 これは「白眉」のように、何かの故事があって、できた言葉ではないので、かなり難しい問題になります。OEDが、綿密に過去の文献を調べて、ある言葉の初出とか、出典を表示しているのは有名ですが、「初出」はあくまで文献上の話で、もっと古い古写本が見つかると、そこにも出ていたとなると、初出が古くなります。 「語源」については、回答しましたから、それに満足がゆくのなら、質問を締められることです。そして、以下のような内容の新しい質問を立てられることです。 というのは、ある言葉の語源を質問するのと、「最初に使った人、最初に出てくる例・典拠文献・文書、初出文書など」を質問するのは、質問として全然異なることだからです。  

uzo
質問者

お礼

この場を借りて。 EIVISさん、asterさんありがとうございました。 今回は、どうも問題設定が安易、かつ、 あまり面白くない問題だったようです。 とはいえ、つきあってくださってありがとうございました。

  • aster
  • ベストアンサー率70% (374/533)
回答No.2

  「語源」というので何を求められておられるのでしょうか。 例えば、「ありがたい」とは、何故、人に感謝などするとき、こういう言葉を使うのかというのは、現在ではよく分かりません。これは、昔は「有り難い」で、「滅多にない・稀なことだ」という意味で、他人の親切などは、なかなかに珍しい、貴重な、稀なもので、こういう表現ができました。 しかし、これを、「ありがたい」の語源とういうのは、少し違います。 「うま(馬)」とか「うめ(梅)」というのは、もしかして、元々の日本語だと考えておられるかも知れません。しかし、これらは、実は、古い中国語の単語で、「マー(馬)」とか「メー(梅)」というのが、四声で、イントネーションがあったので、この音の漢字を、頭に「う」を付けることで表現したのです。 ですから、現在は日本語の「うま」とか「うめ」というのは、「語源」は、古い中国語の「マー」とか「メー」だということになります。 「合併」の語源ということですが、これらは、「併合」と共に、漢和辞典に出て来て、特に、「国字」というような注はありません。ということは、これらは、漢文の文章から採用した漢語なのです。 「合」は、「合わせる」という意味を持つ動詞の形があります。 「併」も、「併せる=合わせる」という意味の動詞です。 「併」は、「へい」が読みで、「合」は、漢音で「こう」、呉音で「ごう」で、慣用読みとして、「がっ」というのがあるようです。 漢語で、一語ではなく二語とか三語で一つの意味を表現するように思える言葉は、何故、そういう表現があるのか、個々の要素漢字の意味からは理解できない場合、何かの由来なり、語源があるのかも知れません。 例えば「般若湯(はんにゃとう)」という言葉があります。これは漢語なのか、日本で造った言葉なのかいま分かりませんが、これは「酒」のことです。何故、「酒」のことを、こう呼ぶのか。 これは「般若+湯」に分かれます。「湯」というのは、一般にスープのことですが、日本語で考えているように、本来の漢語としては、「湯」のことでしょう。何故、「般若の湯」が「酒」になるのか、それは、「般若」というのが仏教用語で、「般若心経」という有名なお経があります。 ここから、仏僧たちの「隠語」で、戒律で酒を禁じられている彼らが、酒を飲む時、酒ではなく「般若湯」というありがたい飲み物を飲むのだと、表現したので、こういう言葉ができたのです。 「般若湯」が何故ありがたいのか、また「般若」とは何なのか。「般若」の語源というものが問題になります。これは、「般」という漢字からも、「若」という漢字からも意味が出てきません。 「般若」というのは、仏典を翻訳する時、パーリー語で、「崇高な智慧」のことを、「パンニャ」と言っていたのを、音を写したのです。従って、パーリー語の「パンニャ」が「般若」の語源だといえます。 「合併」「併合」の場合、漢語では、同じ意味の動詞や名詞を並べて言葉を造ったり、対照的な言葉を並べて言葉を造ったりしますが、これら合併・併合は、そうして造られた言葉だと考えられるのです。 例えば、「悲哀」というのは、「悲しい哀しみ」とでもいうような意味です。「国破れて山河あり」と漢詩にありますが、「山河」とは、「山や河」で「自然」という意味でしょうが、これは、文字通り「山や河」で、語源も何もありません。 「合併」は、「合わせ併せる」であり、「併合」は、「併せ合わせる」で、同じ意味の動詞を重ねて強調表現としているだけで、語源とは、これらそれぞれの漢字の意味が、そうだとなるでしょう。 「般若」のように、個々の漢字を見ても、この漢語の意味が分からない場合は、「語源」の問題が出てきますが、「合併」「併合」のように、漢字の意味から、自然に出てくるような漢語は、語源は、その個々の漢字自体だと言えます。 誰の文章に、またどんな文書に、こういう言葉が最初に出てくるのか、或いはある人が、それまでは、「合併」などという表現はなかったのを、工夫して造ったのかどうか、こういう問題は、「語源」の問題ではなく、「出典」とか「典拠」の問題になります。 「合併」とか「併合」というような漢語だと、中国の戦国時代の文書に色々出てきているような気がします。「合従連衡」という言葉が、戦国時代にはありましたから、合併・併合もあったのだと思えます。 また、案外、最近(と言っても、少なくと、清朝中国時代以前)の漢文文章に出てくるのかも知れませんが、それは、語源の問題ではなく、出典、初出典拠の問題です。  

uzo
質問者

補足

いろいろありがとうございます。 曖昧な問いかけでした。 求めているものは、この言葉が最初に出てくる文献と、 そこで使われている意味です。 Eivisさんの指摘とあわせてみると、中国の文献なのでしょうか。