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教えてください
無酸素運動で乳酸が筋肉にたまって動きにくくなると聞きました。 乳酸は筋収縮を妨げる性質があるってことまでは わかったんですが、どのような機構で筋肉疲労を引き起こすのか教えてください。
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クレアチンリン酸という物質がはじめに消費されてエネルギーが発生します。これが運動の第一段階ですネ。 次にグリコーゲンの消費によってエネルギーが作り出されます。これが第二段階です。 この第二段階は前半と後半にわかれます。 前半ではピルビン酸という物質にまで分解してエネルギーを得るのですネ。 ここまでの部分は無酸素運動であっても乳酸が発生しない段階です。一瞬の瞬発力を出すような運動では無酸素状態であっても乳酸は発生しません。 時間的には体の大きさなどの要因がありますが,概ね40秒~1分程度の運動はこの状態といえますネ。 問題なのは,これ以降の段階ですネ。 第二段階の後半ではピルビン酸が分解されていくのですが,このときに十分な酸素供給があればよいのですが,酸素量が不十分であれば乳酸が出来,蓄積していきます。 そうすると筋肉のpHが酸性に傾き,酵素の活性が抑えられるために筋肉が働かなくなってくるということが挙げられますネ。 ただ,別の原因として筋肉中のカリウム濃度の低下によって筋肉の収縮が起こりにくくなってしまうということも筋肉疲労の大きな原因の一つだと言われていますネ。 機能生理学(スポーツ生理学)の分野は厳密には専門ではありませんので,一般人として 以上kawakawaでした
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- fujishiro
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まず、筋肉の至適条件はアルカリ性である必要があります。乳酸は酸性です。 次ぎに、乳酸および,そこから生まれてくるカスは筋肉を圧迫します。 さらに、乳酸の分解には補酵素,ビタミンが必要で,乳酸の分解にこれらが使われると筋肉自体にそれらが回らなくなります。 と考えられています。 しかしながら最近では乳酸は結構速く分解されるのでは?とか 筋繊維が切れたときの修復反応にともなう炎症反応が筋肉痛の原因では?という話も聞きます。とりあえず参考URLを。
お礼
早速いってみます。 ありがとうございました。
お礼
大変勉強になりました。 ありがとうございました。