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フェノールフタレインの影響について
フェノールフタレインを多く(30滴)入れた場合の滴定値への影響について調べるために、シュウ酸とNaOHの中和滴定を行ったのですが、フェノールフタレイン1滴の場合と比べて、滴定値が0.78%ほど大きくなりました。 その原因として、フェノールフタレイン自体の液性の影響や、フェノールフタレインを加えたことによる体積の変化などを考えたのですが、よくわかりません。原因は一体何なのでしょうか?
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フェノールフタレインの変色メカニズムはフェノール部位のプロトンが水酸化物イオンにより引き抜かれ、 無水フタル酸部位が開環して分子が平面となり吸収を持つことにより起こります。 よって、フェノールフタレイン自体はブレンステッド酸であるので、 入れ過ぎるとNaOHで滴定する際に滴定値を大きくしてしまいます。
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- piyoco123
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回答No.2
フェノールフタレインは数滴であるのに対し、 二酸化炭素は空気中から無尽蔵に供給されるのでこちらの方が影響は大きくなります。
質問者
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりフェノールフタレイン自体の液性の影響なのですね。 フェノールフタレインの変色メカニズムについて調べてみることにします。 新たな疑問なのですが、このフェノールフタレインの影響と空気中の二酸化炭素の影響とではどちらが大きいのでしょうか?