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小論文の評価
二次試験で小論文(社会学系)があるのですが、小論文のほうがセンターより配点が高いのです。大学は小論文の内容か文章構成力?みたいなことかどちらを見ているのでしょうか?どちらもと言えばどちらもなのでしょうが・・・。一概に言えないのは分かりますが、配点が高く不安もあるため心構えとして知りたいと思うので、みなさんの意見を聞かせてほしいです。
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小論文でまず大切なのは、なにが言いたいのかがきちんと原因→結果のような関係でつながっていること。いろんな話を持ってきたりすると何が言いたいのか意味不明で、採点以前の問題になります。いくらいいことを言っていても相手に伝わらなければ意味がありません。これは、「出来るだけ具体的にかく」というようなことを強調される理由でもあります。まずはきちんと論理的に貴方の主張が構成されているのか、ということに限るでしょう。 次に、論点を外していないか?ということです。課題文があるものであれば、課題文の意見を踏まえたうえで何を論ずるのか?あるいは、質問があれば、質問に答えているか?ということが重要です。課題文の意見をとりちがえている場合、大幅に減点される可能性があります。最低限何らかの形でそれにそくしているか、また質問に答えているかが書いてある必要があります。 以上を踏まえた上で内容のよしあしがあります。小論文は「オリジナリティーが大切だ」というようなことはしばしばいわれますが、それは奇想天外なアイディアを出せということではありません。仮に、既存の考えでも、それをあなたはどの様に考えて、どの様な理由からそういう風にかんがえるか、というところで多少なりオリジナリティーが生じます。逆に、たとえば、臓器移植の問題を論ずるところで、「臓器の売買を合法化すれば、貧乏な人はうってお金を稼げるし、臓器不足が問題ない。」というアイディアを出したとしても、それは倫理面など現実的には問題があるのは明白ですし、そもそも上記の論点という意味で大幅に外しています。変わったアイディアを出すときは、一層「どの様な論理でそれがベストか」「どの様に、問題(臓器売買なら人体が道具として売られるという倫理的問題)が克服されるのか、という点をしっかり考えるひつようがあり、論文の限られた字数で相手を納得できるだけの論理を構築するのが難しくなります。下手をすると、初めの「何が言いたいのか分からない」ととられて大幅に減点を食らう可能性も無視できません。ただ、本当に言いアイディアならそれが出来ればベストです。 以上が、内容的な面です。あとは、誤字脱字や文章の構成や表現力が点数化されるかもしれません。これらの点は、あくまで一部でしょうから、基本的な文章がきちんとかけるとすれば、初めの2つが最低限クリアーしているならそこまで致命的にはならないと思います。 といっている私の文章が分かりにくいものになってしまって申し訳ないですが、要するに、1論理的につながっていて、主張が読んで理解できる2質問に答えていること、3誤字脱字が極力するない という3点が重要な順になると思います。 頑張ってくださいね。