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和室の床の間と仏壇置場は向かいあっても良いですか?
住宅建築の設計についてですが。 和室に床の間と仏壇置場がどうしても欲しいお客様に対して配置プランを提案する時、スペースが無い為 床の間と仏壇置場が向かいあってもいいと 言われるのです。ちょっと抵抗あるのですが、実際の建築の常識上はいかがなものでしょうか。知恵を貸してください。
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床の間には、本勝手と逆勝手があり、 本勝手は、部屋に入って向かって左側に床の間のあるものを言い、 逆勝手は、その反対に右側にあるものを言います。 本勝手の作りの方が自然です。 北に出入り口がある場合は、東に設置して西向きとなる床の間が本勝手です。 家相的に決めるならば、 北に設置して南向きにする→最良相 西に設置して東向きにする→発展良相 北西に設置して東南向きにする→吉相 東南に設置して北西向きにする→吉相 南、東、北東に設置する床の間は、凶相です。 その中でも、北東に設置する床の間は、最も凶相となります。 南西に設置する床の間は鬼門向きとなり、相対しますが、支障ありません。 ちなみに私が設計したケースでも、南よりも南西に開放される家を作る事が多く、 南西に面した北東入り2間続きの座敷ですが、北西の部屋の北西に南東向きで仏壇置き場を配し、 南東の部屋の南東に北西向きの床の間を配し、ふすまを開ければ向かい合わせになりますが、 本勝手の吉相にしました。 1間だけの座敷でも、同様に配すれば向かい合わせになりますが本勝手の吉相になります。 突き詰めていくと大きな屋敷は必要になりますので、面積に限りが有る場合は どこから入るかを工夫して凶相を避ければ良いと思います。
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- saltmax
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建物の向きが示されていないのですが、 一般に床の間は南向きか東向き→北面、西面 仏壇は本来はどちら向きでもよいが北向きを避ける 慣習があり一般的には南向きか東向きが多い。 (そのほかにその宗派の本山方向に向かって手を 合わせる向きに仏壇を配置する宗派もあります。) 従って床の間と仏壇は同じ面に設ける場合が多いので 抵抗があるのでしょう。 どうしても向かい合わせでなければならない場合 部屋に入って西面に床の間、東面に仏壇設置はあり。 部屋に入って北面に床の間、南面に仏壇設置はなし。
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ありがとうございます。今 検討している方向は、床の間を東面に西向きに、仏壇置場を西面に東向きに 向かい合わせた位置に配置していました。お答えの様ですと、その逆がベターという事ですよね。参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
お礼
ご回答 ありがとうございました。大変参考になりました。建築の常識というものは 教科書では教えてくれない難しいところがありますよね。以前にベテランの大工さんに聞いて、それが間違っていた事もありました。とにかく奥が深い世界ですので、この様なサイトで皆さんの知識を教えて戴く事が出来るのはうれしい限りです。ありがとうございました。