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看護師の方、教えてください
看護師を数年している者です。看護大学の編入について質問なのですが、看護大学に編入される人は、学びをより深めたいという人だと思いますが、具体的に言えば主に研究したい内容がありそのために編入されるのでしょうか?看護大学編入というのは研究のために編入するようなものなのでしょうか? それと、もう一つお尋ねしたいのですが、日常の看護業務以外に病棟の勉強会や院内研修、外部のセミナーや学会等で自分で知識を深めるよりも、看護大学に編入して得る学びの方が大きいと言いますか自己学習での学びよりも学びが大きいのでしょうか?
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- itinino3
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看護系大学、大学院卒のものです。 私の知人の範囲ですが、編入生(短大卒ですぐの人と、臨床経験のある人が混ざっていました)の最初の志望動機は、必ずしも研究するつもりで入学されていないようでしたよ。保健師の資格が欲しかったという人もいらっしゃいました。 研究を学びたくて大学に編入されると、やや物足りないと思います。 ほとんどの編入生の方が、その後大学院へ進学されたり、大学教員(助手)で働いていますね。臨床経験がある人は、卒業後すぐ大学院に進学されていたようでした。 研究(修士以上の話です)は、研究が知識を深める作業でもありますから、学ぶ意欲が強い人がさらに進学するのは、自然なことだと思います。 さて、学びの大きさですが、正直何を持って大きいとするかは個人の感覚に委ねられているので、何とも言えません。 大学に編入するメリットですが、 看護以外の教養も学べる 自分の学びたいことが学べる 勉強時間がたっぷりとれる 最新の知識の豊富な教師が身近にいる 保健師の受験資格が取れる 学士がとれ、その後大学院に進学できる ということでしょうか。 臨床現場にいながら学ぶというのは、学んだことをすぐ実践・確認できるので、大学にはないメリットがあると思います。 ただ、勉強会や院内研修が必ずしも自分の知りたいことではない可能性があるということと、やはり時間的な制約はありますね。 また、その道を深めた人が教師となっていない場合、何が正しいのか、間違っているのかよくわからないまま、言葉だけ詰め込んでいくという作業になりかねません。(院内の看護研究や看護診断の勉強会などで度々このような場面に遭遇しました) また、大学付属病院など、自己学習における環境が比較的整っている(図書館が整備されている)ならば、効率よく学べますが、そういう環境がない場合は、得られる知識の量も少なく、偏っている可能性もあります。 学会やセミナーへの参加も、ただ漠然と参加するのと、その分野の専門知識があり、研究方法も知っている状態で参加するのでは、得られる情報量は雲泥の差になるでしょうし、質問したりディスカッションできるかどうかも異なってくると思います。 これらの点に注意して、自己学習されるなら、学部で学ぶ以上にメリットがあるようにも思います。 そういえば大学の講義で、先生が「今はこんなことしてません」と言って、市販の教科書のあちこちを修正しながら授業をされていたのが、衝撃的でした。そのせいか、教科書を用いて授業した先生も少なかったです。 本に書かれていること=すでに最新ではない知識なので、自己学習する際も1冊の本の内容を鵜呑みにせずに、できるだけ新しく、多方面から調べるようにすると良いと思います。
お礼
詳しいアドバイスありがとうございます!看護大学の事がよくわからなかったので参考になりました。私は院に進んだり指導者になるつもりはなく、臨床だけでやっていきたいのですが、やはり今の時代、大学で学んだ方が看護に対しての視野と言いますか学びが深まるし自己学習等だけでは無理なのかな…。と思って悩んでいたところです。改めて考えてみて、やはり私は今のところは専門分野に偏らず、あらゆる分野の看護を経験しあらゆる分野の看護ができるようになりたいと思っているのと、大学又は編入においての2年間の時間がと思うと、やはり専門的なものには欠けるかもしれませんが、臨床で働きつつ自分で知識を深めていきたいと思います。なるべく偏らないように学んでいき、又、大学で学んでいらっしゃる方に比べれば欠けるでしょうが、院内で積極的に研究もしていきたいと思います。ありがとうございました。