アポロ計画について
アポロ計画陰謀説というのが、ありますよね。
陰謀だと主張する側は「月面で星条旗がはためいた」とか「一枚の写真の中で影の方向がバラバラだ」とか「ヴァン・アレン帯を飛行士が通過するのは不可能だ」とかいろいろなことを言っているのですが、陰謀否定側もそれらに対して逐一反論しているようでして、わたしもそれらの主張文をいくつか読んだのですが、結局のところ、陰謀否定側の反論に納得できたような、できなかったような、なんともすっきりしない気持ちで今日に至っております。なにせこっちは宇宙のことはド素人ですから、専門家にこうだと言い切られてしまえば、ああそうかと受け入れざるを得ないわけです。例えば、「月には空気がない」とか「月の重力は地球の六分の一である」とかいった基本的なことでさえ、われわれ一般市民は確認のしようがないのです。ですから、このように専門的な意見のぶつかり合いがあったときは、わたしを含め多くの人が、最後に尤もらしく反論した側を信じてしまいやすい傾向にあると思います。
以上のような状況の中で、わたしはどちらかというと陰謀否定説寄りなのですが、アポロ計画についてどうしても腑に落ちないことが二つありまして、このたび質問をさせていただく次第です。どなたかその筋にお詳しい方、ご回答のほどよろしくお願いいたします。なお、先ほども申しましたとおり、わたしは全くのド素人であり、ゆえに非常に初歩的な質問であるかも知れませんが、その点を予めご了承のうえ寛大なお気持ちでご回答いただきたく存じます。
1.月面の離着陸について
地球を飛び立つときは、ものすごく大変ですよね。宇宙飛行士をサポートする人たちをひっくるめて裏方といってしまっていいのかどうかわかりませんが、その裏方たちが何千人、何万人いるのか、それもわたしにはわからないのですが、とにかくすごい数の裏方たちに支えられて、やっと地球を飛び立っていけるのだと思います。しかも、過去何回も失敗しています。
一方、月に着陸する際にはとうぜんお出迎えの人たちはいないわけで、宇宙飛行士だけで着陸作業を敢行しなければなりません。これについても地球からの遠隔操作があるのかどうかわたしにはわかりませんが、基本的には宇宙飛行士の自力作業になると思います。さらに、次は地球へ帰るときの話しですが、やはり月面には見送ってくれる人はいませんし、発射台とかの設備もないわけですから、そういったものに頼らない離陸作業になります。
果たして、こうゆうことは可能なのでしょうか? 月面は重力が小さいという理由だけで、こんなにも簡単に離着陸ができてしまうものなのでしょうか?
2.アポロ計画の打切りについて
ひと言でいえば「予算がない」ということらしいのですが、そんなんでいいんですか? そもそも計画を立てたときに、何年から何年までのあいだにどれだけの費用がかかるかを考えていた筈です。その費用は、当初においてはとうぜん捻出可能であろうという判断であった筈です。それが、予算なんです。なのに、ソ連への対抗意識が薄れたのかなんだか知りませんが、人類史上最大のプロジェクトを「予算がない」という理由だけで中断してしまっていいのですか? 予算がないという割には、スペースシャトルをちょくちょく飛ばしているじゃありませんか。しかし、なぜか宇宙飛行士を地球の軌道の外へ送ろうとはしない。これでは、「やっぱり人類は宇宙に出て行くことなんてできないんだ」、「月面着陸なんて茶番だったんだ」と思われてもしかたがないです。
あらゆる科学分野が進歩しているの反して、宇宙開発だけは完全に後退しています。だって、約40年も前に月面着陸したにも拘らず、いまだにスペースシャトルは地球の周りをグルグル回っているだけなのですから。これってやっぱり変じゃありませんか?
お礼
ありがとうございます、まずは膨大なこのサイトをよく読んでみます。