まずは、自重をつかったウェイト・トレーニングから始めましょう。それもきつければアイソメトリック・トレーニングを。
まず、力を強くする、体重を増やすには、大きな筋群(胸、背中、脚)を鍛えるのが最も効率的です。腕立て伏せ(プッシュアップ)を正しいフォームで10回、3~5セット。リュックサックに重りを入れてしっかりと背負い、大体、2カウントであげ、4カウントくらいかけてさげていきます。また、ベンチに脚をかけたり(胸筋上部重点)、その逆(胸筋下部)、手幅を狭める(胸筋内側と上腕三等筋)、広げる(胸筋外側)、力がついてきたら、腕立てジャンプ(筋肉の爆発的反応、瞬発力、神経系機能の強化により稼動する筋線維の増加)などもしましょう。また、ベンチを2台つかうと、より強い刺激を得ることができます。
プッシュアップは胸筋をメインに、三角筋、上腕三頭筋を鍛えるものですが、非常に多くの関節が関わる多関節運動で副次的に前腕、腹部、下背部、大腿四頭筋さえもつかわれます。だから、初心者から上級者までにすすめられるエクササイズです。
次に腹筋運動(シットアップ)を正しいフォームで。あげてきて、完全にあげきる手前で2秒静止、ゆっくりと下ろしていき、完全に下げきる手前まで。これで1回。これが正しいやり方です。それを10~30回暗いしかできないと思います。捻りをくわえる腹筋(ツイスティング・シットアップ)も行いましょう。
第三に、下背部と大殿筋、ハムストリングスを鍛える、ライイング・バック・アーチを行います。これはうつぶせになり、両手両足をまっすぐに伸ばし一直線になり、息を吸いながら腕・頭・体幹・脚を同時に上げて腰を反らせます。4秒程その姿勢を保持し、息を吐きながらゆっくりと下ろします。この3つをまず、きちんとできるようにしましょう。それとチンニング(懸垂に似ているが背中の筋肉で体を引き上げる)
さらに、それができるようになってきたら、ダンベルを買ったり、ジムの土日祝会員になって土日トレーニングして、水曜、木曜にダンベルや腕立てなどをやってみてはいかがでしょうか。
それと、スプリント走も効果的です。
プロテインはいろいろなものがありますが、縷説すると、原料はホエイ(乳清)、カゼイン、大豆があります。そして、通常、ビタミンとミネラルが添加されています。
ホエイは乳タンパクからカゼインを取り除いたもので吸収も早く、体内での利用率も非常に高く、最も優れたたんぱく質と言え、筋肉のバルクアップに最も効果的です。だから、一つに絞るなら、ホエイプロテインでしょう。しかし、カゼインには、ゆっくりと吸収されるため、長時間にわたって血中のアミノ酸値を維持するというメリットがありますし、大豆タンパクには脂肪をつきにくくしたり、活性酸素に抗う力があります。
また、タンパク質の形としては大きいものからたんぱく質、ペプチド、アミノ酸となっており、最も吸収が良いのは最も小さい単位であるアミノ酸のようなものですが、実は、ペプチドが一番だということが研究でわかっています。だから、結論としてはホエイのペプチドがベストということになります。が、いろいろな目的のための様々なプロテインをTPOによって使い分けるべきです。
例えば、エネルギー系のプロテインというものがあります。これは炭水化物とたんぱく質が理想的な比率である3:1で含まれているものが多いです。一日三回プロテインを飲むとすると、トレーニング前のこれを飲み、トレーニング直後にはホエイペプチドを飲み、寝る前にはホエイプロテインにホエイペプチドが配合されているものを飲む。(次の日の朝までの長時間絶食状態になるため、ペプチドでは無いプロテインが必要。しかし、就寝後30分~1時間半は最も成長ホルモンが分泌されるため就寝前にペプチドがいい)というのが一つの例です。また、大豆プロテインは減量期におすすめです。カゼインはゆっくりと吸収されるので、間食やたんぱく質が不足する朝食に。
お薦めのプロテインとその特徴
「エネルギーチャージ スピード&パワー」 エネルギー源として優れたデキストリンと果糖、運動時のエネルギー利用を効率化する効果もあるホエイたんぱく配合。また、体の細い人は、エネルギー源となる炭水化物が不足して食事や筋肉のたんぱく質が分解されつかわれている傾向にあるので、たんぱく質よりも炭水化物を摂ることが、ウェイとアップの近道です。
ザバス プロシリーズ 「プロテイン タイプ1 ストレングス」 ホエイペプチド100%+グルタミン
ウイダー「ホエイプロテイン プレーン」 タンパク質含有率86%のハイレベルプロテイン。ホエイタンパクの30%がペプチドです。トレーニングによる体づくりに不可欠な分岐鎖アミノ酸3種類(約4000mg)と成長ホルモンの分泌を促すアルギニン(約500mg)、筋肉づくりに効果的なグルタミン(約1500mg)といったアミノ酸が配合。
ザバス プロシリーズ「プロテイン タイプ2 スピード」筋肉づくりに高い効果のあるホエイペプチドと体脂肪をつきにくくする作用と活性酸素に抗う作用のある大豆タンパクをペプチドの形で1:1で配合。
ザバス プロシリーズ「ダブルエックスLBM」 筋力をつけながらも体脂肪の少ない体を要求される減量期に。大豆タンパクに骨格や結合組織の材料となり、大豆タンパクと協働して脂肪をつきにくくすることが解っているコラーゲンをペプチドの形で配合。
参考書にどうぞ
ウイダー「自宅で、ひとりでできる!筋力アップエクササイズがわかる」
「体を変えるトレーニングと食事がわかる」
「忙しい人のための簡単にできる10分間トレーニングがわかる」
「ダンベル・トレーニングの基本がわかる」
「ビジネスマンのためのボディ・リストラクチャリング」
「ウイダー・トレーニング・バイブル」
「ウイダー・スポーツ・ニュートリション・バイブル」
「ウイダー・フィットネス・バイブル」
また、普段の食事は低脂肪乳、ヨーグルトなどの乳製品、納豆、豆腐などの大豆製品、魚、肉、緑黄色野菜などをしっかり食べましょう。
お礼
お礼おくれましたが回答ありがとうございます。 全部は試せないかも知れませんがいくつか試してみようと思います。 ありがとうございました。