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国際結婚の問題点

国際結婚における今日本で起こっている問題点などを教えてください。また世界ではどんなことが問題になっているのですか?

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  • makochi
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回答No.1

・夫婦でも日本に居住できない。入国できない。  夫婦になったからといって、お互いの国に自由に出入りしたり、永住できるわけではありません。いわゆる偽装結婚に関する取締りが厳しくなってから、発展途上国出身の相手を持つ夫婦にとって深刻な問題になっています。これは日本以外の国でも、特に先進国で配偶者ビザがおりにくくなっています。そのような理由で、現実に遠距離夫婦が多いようです。 ・夫婦で労働できない。  上記と似た問題として、結婚したからといって、その国での労働の権利(自由)が発生するわけではありません。外国人であれば、労働ビザの取得が必要です。 ・日本、韓国の戸籍制度と、二重国籍問題。  この問題が恐らく深刻でしょう。戸籍には記入されても、即その国の国籍を取得するということを意味しません。  また、日本をはじめとして、二重国籍を認めない国では、国籍を同じにするには、いずれかの国に帰化しなければなりません。  2人の間に子どもが出来た場合も、成人してしばらくするまでは実質的な二重国籍を保持できますが、それ以後は日本国籍かそれ以外の択一で選択しなければなりません。 ・生活習慣、文化、人間関係  今始まった問題ではありませんが、たとえ夫婦の絆が強くても外国で異文化の中で暮らすことには様々な困難があります。  また、国によっては特定の宗教が生活に根ざしているために、たとえ信者ではなくてもそれらに従わなければならない場合があります。  そして、未だに大きな問題としては、夫婦を取り巻く家族や親族などから理解を得られにくいという点です。多くの場合に家族の反対に遭ったり、親族からも親戚として認めてもらえない事例が多々あります。 これは、日本の閉鎖的な社会ということだけでなく、諸外国でもたとえば白人と黒人のカップルに対する偏見などは未だに深刻です。

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