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政府が対外債務の支払いを拒むとき

 いまの日本には対外債務はほとんどないと思いますが  仮に、対外債務 100兆円くらいあって、外貨純資産10兆円くらいしかない場合  外国から対外債務の併催を急に要求され場合(90兆円)、基本的には日本円の暴落と考えてよいのでしょうか?  1ドル=1000円くらいとか.. (試算する計算式はありますか?)

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  • eikowings
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回答No.2

通常の経常的な貿易やサービス貿易の取引に比べて、この金融取引はあまりにも巨額です。しかも、経常的な国家予算の1.3倍の金融を受けていて、返済金額は、経常的な税収の約2倍です。それぐらい巨額の資金を財政資金でどうやってファイナンスするのでしょうか?借り換えしかありませんが、外国人投資家や外国金融機関は、貸さないと思います。そもそも、財政資金の不足分を外国投資家に頼ってしまった財政政策、財政運営に問題ありと外国人に認定されてしまうと、金融不可能かもしれません。私は、試算したわけではありませんが、ディフォルト決定で、通貨は大暴落すると思います。 関係ありませんが、70~80年代、中南米や南米各国で、政府部門の巨額な赤字財政があり、その資金をアメリカの金融機関などがファイナンスしていました。その結果、外国人投資家に対してデフォルトをやり、各国は、通貨暴落とインフレで経済が非常に不安定になり、一部の国で、自国による金融政策を放棄し、自国通貨に米ドルを流通させているところもあります。このあたりを勉強すると、面白いかもしれません。対外債務と通貨暴落の典型例は、80年代の中南米と90年代のロシア危機でよく事例が挙げられています。宮崎義一著 「世界経済をどう見るか」が良い参考文献です。確か中公新書だと思いましたが、ネットで調べると出版社が分かります。

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その他の回答 (3)

  • sudacyu
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回答No.4

 状況によって違いますが、基本的に90兆円も負債を抱えている場合、金利が仮に5パーセントであれば、年間90×0.05=4兆5千億円の利子を海外に払うことが出来なければ、円は確実に暴落します。    もし確実に利払いできれば、基本的に問題は起こりません。    現在アメリカは、巨額の対外純債務(債務-債権)を抱えていますが、国際決済がドルで行なわれており、ドルを印刷すれば利子が払えるので、暴落はしていません。(徐々に値打ちがなくなっていますが・・・)

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  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.3

どんな債務も、期限前に突然返済は(他でデフォルトをお越しでもしないかぎり)要求できませんから、返済を急に迫られる=急に誰も借り換えに応じてくれなくなる、という意味だと理解します。、 >基本的には日本円の暴落と考えてよいのでしょうか? そうです。円建債務でも、外貨建債務でも、実際にはどちらも暴落します。(円建債務を紙幣を印刷して返済するという方法をとっただけで、為替市場では円が叩き売られます。) >試算する計算式はありますか? ありません。そんな時は誰も円を持ちたがらないので、ひたすら叩き売ります。既にあったショート(空売り)のカバーは多少はあるだろうし、底を打つ事を期待しての円買いもどこかでは入るはずですが、それを事前に試算する式はありません。

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  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.1

債務が円建てかドル建てかで違います。 ドル建ての場合、ドルがなければ返済できませんから、 返済不能になった時点で、借金を踏み倒す(または借り換える) 事になります。 企業で言うところの倒産と同じですね。 外貨が無ければ輸入ができない状態に陥りますから 円-ドルのレートは急激に円安になります。 この時どのぐらい円安になるかは一概には言えません。 その国の輸入品への依存度で決まりますから。 円建ての場合、とりあえず、円で返すことが可能です。 お札を増刷するような感じになります。 外貨準備には直接影響しませんが、円の発行量が増える事で 円が国内に還流した時点で国内がインフレになります。 で、円安になる。 円安になるのは同じですが、円への信用がなくなる点が違います。 ドル建てでの円安の方が短期的な影響が大きいのですが、 長い目で見ると円建ての方が大変で、 新円切り替えぐらいはやらないといけなくなるでしょう。

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