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株トレードは「半丁博打」と「スポーツ」のどちらに近い?
明けましておめでとうございます。 新春質問。お暇のある方はおつきあいください。 Q:株トレードは「半丁博打」と「スポーツ」のどちらに近いと思いますか? これ、専業トレーダーにはナンセンスな問いだと思います。 株が半丁博打(運のみによってパフォーマンスが決まる)なら、プロは成り立たちません。 効率市場仮説が完全に正しければ、B.N.F.氏が株で財産を築くのも不可能だったはずです。 僕も含め、このサイトのユーザーは、株を知的スポーツ(運にも左右されるが、長期の通算成績は実力を反映する)と信じるからこそ、勉強して強くなろうと思うわけですよね? 猿がやっても結果が同じになる半丁博打と思うなら、そもそも株なんか始めませんよね? (日本経済の成長を信じるならETF買って寝てればいいんだし。勝ったって得意になる理由がないから、面白くないし。) じゃあ強い者が勝つ知的ゲームか? だったらなんで僕なんかが最終的な勝者になれると信じるのか? 素人が、ヘッジファンドや日夜研究しているプロと同じ土俵で勝負して、それもお遊びでやって、長期で勝ち越していけると考えるのって、虫が良くないですか? ……これが根本的な疑問でございます。 ちなみに株歴11ヶ月ですが、去年は、率では大幅に勝ち越しました。 大アホいっぱいやったので、ど~考えても最大の勝因は「幸運」です。^"^;
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難しい質問なので、完璧な答えは出せない点はご了承下さい。 >Q:株トレードは「半丁博打」と「スポーツ」のどちらに近いと思いますか? 「スポーツ」に近いと思いますが、強いて言えば「ミスが少ないプレーヤーが勝つ敗者のゲーム」なのでしょう。 例えばテニスでミラクルショットを打つのでは無く、相手のミスを利用するとか・・・ 例を挙げると、「みずほ証券ジェイコム株ご発注事件」が良い例です。 明らかに入力ミスですが、そのミスを突いてお宝探しのデイトレーダーがピラニアの如くみずほ証券を食い尽くしてしまいましたね。 その他に、米国産牛肉が輸入再開してから直ぐに危険部位混入が問題になって吉野家D&Cがストップ安になった所を『売りたい投資家の為に私が買ってあげました』。 今夜のおかず(優待)をゲットして値上がりまでもをいただきました。 この例を見ると日本の株式市場って意外にミスが多い事に気づくと思います。 B・N・Fさんが勝てる理由は恐らくこの辺りではないのでしょうか??? ただ、ご指摘(効率的市場仮説)のように日本のマーケットと言えども「ある程度は効率的」と考えるべきでしょう。 それに、1、2年位は勝ち続けても10年単位で見ないと本当の勝利者かどうかなんて分かりません。 さて、効率的なマーケットが醸し出す本当の恐怖をこれから例を出します。 それは、現在の為替相場です。 例えばFX取引を利用して金利差(スワップポイント)狙いの投資が年金代わりになっているお年寄り投資家やFPまでもが参戦しています。 その結果、円が凄く安いのです。 でも、これが逆に作用した時に、上記に挙げたお年寄り投資家やFPはどうなるでしょうか? 実際に、外国為替は効率的な市場ですから、金利差は為替で調整される筈ですから、長期的には金利差狙いで高金利通貨を買った人は通貨下落によって平準化される筈です。 >猿がやっても結果が同じになる半丁博打と思うなら、そもそも株なんか始めませんよね? そこで、参考URLを見て下さい。 これは既に別の回答者の方からのURLをヒントにしています(勝手に使ってごめんなさい)。
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- vonori
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No.8です 本の内容をネット上に書くのもどうかと思いますし、個人で感じることも違うでしょうから、読んでみる事を薦めます (2-3時間で読めますよ)
お礼
再回答ありがとうございます。 >本の内容をネット上に書くのもどうかと思いますし、個人で感じることも違うでしょうから、 おっしゃる通りですね。失礼致しました。 書評を見ると、インデックス投資を勧めている本のようですが、おしグーのこのカテのユーザーは、回答者も質問者も、「努力と能力でマーケットに勝てる」と信じているはずだと思うんです。 (本当にインデックス投資こそ最強だと思うなら、ETFを買ってほったらかせばいいわけですから、おしグーで勉強する必要はありませんよね?) 一方で、程度の差はあれ、効率市場仮説を意識しないトレーダーもいないと思うんです。 この二つを、個々の回答者さんが主体的にどう折り合いつけておいでなのか、(私はまだ座標軸が見つけられない感じでいるので)お伺いしたいと思って質問を出しました。 質問の書き方が下手で。。。f(^-^; ご回答ありがとうございました。機会があったら、またお願い致します。
補足
みなさま、いろいろなご意見ありがとうございました。 七草がゆを食べたところで ^-^ 締め切らせていただきます。 今年もよろしくお願いします。
- vonori
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最近「臆病者のための株入門(橘 玲 )」という書籍を読みました。 質問者さんの疑問を解決する事も書かれていますよ。 (B.N.F氏、バフェット、ファンドなどについて)
お礼
ご回答有り難うございます。 その本は、評判は聞きましたが、読んだことがありません。 できれば、私の疑問がどう解決されるのか、簡単でけっこうですので、具体的に説明していただければ嬉しいです。^-^; 買ったけど積ん読の本が多すぎて……
- straker505
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プロも我々の預かり知らない色々な事情を抱えてますからね プロとは違う視点からアプローチしていけば 十分対応可能ではないかと考えますが・・・ それがどういう視点かは各人で考えられれば 良いのではないかと・・・ ヘッジファンドの1担当者が原油先物あたりに数十億突っ込んで 破綻とか、記事にもありましたし・・・ 完全な素人でも十分土俵に乗れると思いますが
お礼
「素人がプロと張り合っていくことは可能だが、技量が勝敗を決める」という「スポーツ説」と解釈してよろしいでしょうか? 確かに、素人にはプロには許されない投資法ができますね。塩漬け作戦もその一つかも。^-^ ご回答ありがとうございました。
- u-sun
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あけましておめでとうございます。 モノポリってゲーム知ってますか?自分はこれに一番近いと思ってます。全世界で愛好者が多数、色んな定石も開発しつくされてます。 □永遠にやり続けたら勝つべき人に収束していきます。 □数回なら運やプレーヤーのスタイルと場の流れで決まります。 このゲームをもっと複雑にして、勝利の定義も明確にしないものが自分の株の世界のイメージです。 友達集めてやってみるといい勉強になるかもよ(^^) ちなみに「半丁博打」も「スポーツ」も自分のイメージからかなり遠い気がします。
お礼
ことしもよろしくお願いします。^-^ モノポリーですか。小学生のとき、友達の家で何度もやりました。 >永遠にやり続けたら勝つべき人に収束していきます。 勝つべき人が決まってくる、定石もあるとしたら、技量がパフォーマンスに反映されるという点で、モノポリもスポーツ系のような気がしますが??? 株もモノポリーも、心理的なかけひきが大事、ということでしょうか??? すいません。いまいち、おっしゃることがわかりません。-"-; ご回答ありがとうございました。
- garnetscrein
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これって、 「ウォール街~~~ 「敗者のゲーム に詳しく書いてあることと同じなんで読めば貴方でも理解できますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どちらの本も、書評やアマゾンの読者コメントを読んで、読んだ気になっていました。^"^; 要するに、効率市場仮説を支持する本ですよね? garnetscreinさんは、この仮説の支持者でおいでですか? 日本市場も非常に効率的だと信じるなら、頑張ってトレードする意味がないことになりませんか???? 効率市場仮説の根拠として、長期間インデックスを上回り続けるファンドがないことがよく指摘されていますが、それは証拠にはならないと思うんです。 グロース株ファンドが軒並みバリュー株ファンドより好成績を上げる時期と、その逆になる時期があるとしたら、「サルがやっても同じ」とは言えませんよね? 「時流に合わせて手法を変える必要がある」ことの証明になるだけだと思うんです。 5年で100億築いた人がいて、その人が仮に次の5年間負け続けたとしても、最初の5年の好成績は偶然では説明つかないでしょう。 また、5年負け続ける人がいたら、そのひどい成績も偶然では説明つかないはずです。 ソロスやバフェットが存在する以上、アメリカ市場だってそんなに効率的じゃないのでは?と思ったりもするんですが。 ・・・で、効率的だとしても、効率的でないとしても、私の場合、「勝っている今のうちに株をやめたほうが利口だ」という結論になっちゃうんですよね。(; ゜゜) 面白いからやめませんけど。 ご回答ありがとうございました。
- convit764
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高いモノを叩き、安いものをタスク。 これで報酬を得るのが、市場原理。 遊びとチガイまっせ。
お礼
convitさん、お久しぶりです。お世話になっております。 >遊びとチガイまっせ。 はい、すいません。f(^-^; でもド素人のアマチュアの立場からすると、株に「遊び」の要素がなかったら、儲かるという保証はないのに(大損するかもしれないのに)やる気は起きないと思うんです。 少なくとも私は、「最終的に損をするとしても、楽しかったからいいんだと思える範囲」でやろうと思っています。 純粋に報酬が目的なら、金額ベースでは大幅に勝ち越しているいま、(今年も去年のような幸運に恵まれる確率は低いのだから、腕を磨いた効果が期待できないと考えれば)「勝っているうちにカジノを去る」のが正しい選択ですよね? でも楽しいから、頑張りま~す。p(^-^)q ご回答ありがとうございました。ことしもよろしくお願いします。
- tokyoexchange16
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どちらとも違うと思っています。 >Q:株トレードは「半丁博打」と「スポーツ」のどちらに近いと思いますか? この質問、言い換えれば株で勝つためには「運」と「実力」のどちらが必要かということですよね?私の考えは違います。相場で勝つのに必要なのは「適応力」でしょう。 ある人が低地で普通の生活をしていて、ある日突然5000mくらいの高地で生活することになったとします。そこで暮らしていくために必要なのは、結局適応できるかどうかの違いです。 多くの人が高地で生活することに挑戦しても、中には適応できずに戻ってくるしかない人もいるでしょう。またある人は上手く適応して、そこにある果実や宝を手に入れられるかもしれません。 適応力があるからといって、ない人よりも「偉い」ということはありません。また訓練で身につけられるものでもありません。ここがスポーツなどにおける「実力」と少し違うと思っている点です。 相場とは特殊な世界であり、そこで勝てるかどうかは単に自分自身をそこに適応できるかどうかにかかっていると思います。集団でいろいろなツールを使って挑戦すれば(機関投資家)、個人でやるよりは多少有利なのでしょう。
お礼
>適応力があるからといって、ない人よりも「偉い」ということはありません。また訓練で身につけられるものでもありません。ここがスポーツなどにおける「実力」と少し違うと思っている点です。 この「適応力」とは、心理面のコントロールなどのことでしょうか? 訓練や勉強で身に付けられるものではないとしたら、知的な分析力や、経験によって磨く相場勘などとは違うものということですね? とても大事なことをおっしゃっているのだと思うのですが、飲み込みが悪くて、いまひとつ理解できませんでした。ゆっくり考えてみます。 ご回答ありがとうございました。
素人の個人投資家です。 >じゃあ強い者が勝つ知的ゲームか? >だったらなんで僕なんかが最終的な勝者になれると信じるのか? 確かに株トレードはゲームであると思いますが、必ずしも対戦型のゲームではないように思います。スポーツでたとえると「登山」が近いイメージではないかと。 その上でアマの強みを考えると、以下のような感じでしょうか。 (1)休むことができる。 →プロは不特定多数の他人の資産を運用する関係上休むことが困難です。アマは悪天候の日はいくらでも山小屋で休めば良いが、プロは猛吹雪の中でもあと1mでも登るために外に出て行かねばなりません。 (2)好きな銘柄を選べる。 →これも意外にプロはできないですね。アマは勝手知ったる得意の山だけ登ってりゃ良いですが、プロはそうそう山を固定する訳にもいきません。 (3)楽な道を選べる。 →(1)(2)と重複する部分もありますが、アマは成果を誰と競う訳でも無いので、危ない道は避けることができます。プロはプロの中でも競争社会なので、危険を冒してでも他のプロより高いパフォーマンスを目指す義務があります。 登山の死亡者の経験度別の統計があるかどうか知りませんが、たぶん素人で死ぬ人は少なく、プロと言われる人ほど死亡率が上がっているような気がします。株取引も同様で、「自分はプロのレベルだ」と言うばかなうぬぼれさえ抱かなければ、アマの方が楽しめる世界だと思います。
お礼
>確かに株トレードはゲームであると思いますが、必ずしも対戦型のゲームではないように思います。スポーツでたとえると「登山」が近いイメージではないかと。 なるほど~! この喩え、とてもしっくりくる気がします。 先物のような期間も限定されたゼロサム・ゲームと現物株は、かなり勝敗のつきかたが違いますね。 >「自分はプロのレベルだ」と言うばかなうぬぼれさえ抱かなければ、アマの方が楽しめる世界だと思います。 そうですね。自分のリスク許容度を考えて、楽しくトレードを続けたいと思います。 たいへん参考になりました。ありがとうございました。
お礼
yohoushiさん、こんばんは。 いつも回答を読んで勉強させていただいています。^-^ 御紹介のURL、効率市場仮説のパラドックスって面白いですね。^o^ みんながこの仮説を信じないまでも、アクティブ運用の投信を買わず、退職金でインデックス投信を買う人ばっかり増えたら、どうなるんでしょう? 市場のすべての投資主体を、資金量で加重平均した「平均」よりも「賢く」ないと、インデックスを上回るパフォーマンスを上げられない理屈でしょうか? だったら、機関投資家が手がけないボロ株や、約定ゼロの日もある地味~な小型株の専門家になるのが、賢い選択のように思えてきました。 この作戦、いかがでしょうか? (今はおもに225銘柄の大型をさわっています。) 高金利の通貨を買う危うさ、ご指摘の通りですね。 (先日、福井総裁の逆恨み云々の質問で、私が先に回答しましたが、yohoushiさんのご回答とても参考になりました。すごい状態なんですね。) >でも、これが逆に作用した時に、上記に挙げたお年寄り投資家やFPはどうなるでしょうか? >実際に、外国為替は効率的な市場ですから、金利差は為替で調整される筈ですから、長期的には金利差狙いで高金利通貨を買った人は通貨下落によって平準化される筈です。 長期的には、高金利通貨は減価する、という理屈はわかります。 でも今の円キャリーバブルが訂正されるときには、たぶんいったんは行き過ぎて「逆バブル」になりますよね? この「行き過ぎ」と、「いつかは理論値に集束するにしても、それがいつかはわからない」点が、非効率な部分なんでしょうか。-"- 市場は効率的といっても、現実には、配当利回りが高く、財務も優良なのに、PBR1倍割れで放置されている小型株もあるし、IPOで馬鹿高いやつもありますね。 市場がぜんぜん効率的でないなら、ひっそり放置された割安株を買っても、永遠に上がらないかもしれないから、「割安」にも意味がなくなりますね。 結論として、市場が「ほどほどに効率的」な場合のみ、トレーダーの実力が発揮されるわけでしょうか。。。 ところで、日本市場はそんなに効率的じゃないと思います。 だって、僕みたいなアホが参加しているんだもん。(-。-;) ご回答ありがとうございました。いろいろと考えさせられました。