限界集落は、荒れ果てる?
最近に農業を始めました。
谷地は放棄されて荒れ始めました。
再生のご意見をいただけますか?
きれいに手入れされた里山は美しいと思います。
人が入らなくなった里山は、悲惨です。
谷の部分に土砂が運ばれて、田畑に利用されていたのですが、多くの耕地に
杉や檜が植えられて、三ちゃん農業へと移行しました。
父ちゃんはサラリーマン、じいちゃんばあちゃんと母ちゃんの農業です。
農作業の機械化で、機械購入代金の捻出など賃金収入捻出のため
父ちゃんは出稼ぎや人夫出しで工業地帯や都市に出かけたのです。
その子の世代は、機械の入らない耕地の多くは、植林されて放棄されたのです。
いや、当時はまだ、杉などが売れたのです。
今は、直径が50センチを越えても販売価格は0円です。
伐採搬出費用と売値が同じか、マイナスです。
さて、改めて放棄された里山に入ってみました。
2リットルのペットボトルより太い藤や、葛が杉の幹をねじ曲げ、
熱帯のジャングルより歩きにくいです。
水は、岩の岩盤にそって水途をつくり、ふたのない下水道の様です。
放棄された水田は竹林になっています。(汚物やゴミはないので有る意味清潔ですが。)
谷津の入り口の農家のご主人:
以前は一年中小川に水が切れたことは無かった。
今は、降れば大水、照れば干上がる。
と言います。
つまり、谷川のように鉄砲水で雨水が流れ抜けてしまうのです。
大震災の対処は最優先課題と思います。
しかし、平野部の河川の上流部分の里山の保全も地道に続けなければならない恒久的な課題だと思います。
里山は、水田同様日本列島保全の要と思います。
放棄された里山には、ゴミがほとんど無いので、ある意味清潔です。
沢のわき水は流れていれば飲めます。井戸水と同じです。
竹や雑草の茂った場所では、日差しが届かず、人家の近くの人手の入った場所、そこにえさがあるため、小鳥や小獣類が棲んでいることが分かります。
一方で、ハクビシンやアライグマ・イノブタの被害が多数報告され、相当数が罠でつかまっています。
虎ばさみが、禁止されたとかで、店頭から消えました。足を挟むのが残酷だというのです。
アライグマや亀など、大陸から輸入され、放たれて自活できる獣や魚類などはどう猛で在来種を駆逐します。
◇ご意見をいただきたいのは、輸入動物の審査を厳しくして国産の小動物の流通をおおらかにしてはどうかと言うことです。
需要が有れば人工繁殖する業者が現れると思います。
鳥獣が絶滅すると危惧するのはナンセンスです。
絶滅危惧種には、高額の飼育税を課して、保護活動や繁殖させている者には補助金を与える制度を構築すべきだと思います。
◇米価を決めるように毎年見直しすべきでしょう。
◇経済特区のように、試験的に狩猟や捕獲の規制を緩和する。
◇一律に野生動物の捕獲を禁止しては、子どもが野生動物を怖がり、ふれることもいやがり、
結局、里山にも入りません。
小さな青虫にも奇声をを発する男の子も珍しくありません。
つまんだり、たたいて捕ればいなくなる数匹の蠅や蚊に殺虫剤を吹き付けるのは異常です。
畑で、モンシロチョウの大発生も早春から捕虫網をそばに置けば、毎日2~3頭の捕獲で防げることが分かりました。
お礼
返信ありがとうございます! 言葉は正確に使わなければいけませんよね。 勉強になりました!!
補足
そうですね。 >竹林拡大が叫ばれて という表現は語弊がありました。 これはもちろん、「竹林拡大を求めてしている」という意味ではなく、 「人間の意図ではなく、植物の基本現象として、地下茎を毎年水平に数メートルづつ拡大していき、それによって竹林が拡大している」と言いたかったんです。 確かに竹林は全体量としては減少しています。 平成元年当時は141370.6haでありますが、 平成15年になると、79923.4haになってしまう。 半分近くまで減少しています。 ですが、ではすべての竹林は対応できているのか、といえばノーでしょう。だからこそ、いま、これだけ危険性が叫ばれており、対応が考えられているのだと思います。 NHKの「ご近所の底力」や「クローズアップ現代」でも取り上げられるのもその証拠ではないでしょうか。